【テニス】オムニコートで練習するな | 地味だけどガチでためになる

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こんにちは。しぶい【大学院生コーチ】です。
前回のブログ、まだ見てない方はチェックしてみてください!

今回は、まさかの...

「オムニコートで練習するな」 です。

日本で一番多いオムニコートで練習するなってどういうことやねん。

って感じですよね。

でもこれ結構マジで思ってます!
テニスコーチの方々にも共感される方は多いのではないでしょうか?

地味だけどガチでためになると思います!

ってことで、オムニコートで練習してほしくない理由を紹介していきます。

1,オムニコートってどんなコート??

オムニコートは「砂入り人工芝のコート」です。

日本のテニスコート(特に雪や雨が多い地域)では、
ほとんどがオムニコートです。

オムニコートには、主に3つのメリットが考えられます。

1.メンテナンスが簡単
2.雨の日でも大丈夫
3.体に負担がかかりにくい

この3つは他のコートにはない、良い点です。

「いつでもできて、メンテナンスが楽で、体に良いコートって最高!!」
って思いますよね。

でも、テニスが上手くなりたいっていう人には

「最悪なコート」 です。

正直少し大げさに言っているかもしれませんが、結構マジで言ってます(笑)



2,なぜオムニコートがダメなのか??

簡単に「なぜダメなのか」まとめてみました。
スクリーンショット_20230212_123908.png

簡単に言うと、こんな感じ。

オムニコートでのテニスに慣れてしまうと...

「勝つためにはただ繋げ続ければいいだけじゃん」

って、なりがちになります。
おそらく全国のコーチは、そうならない様に試行錯誤しているはず。

「でも日本はオムニコートばっかりだし、良くない?」

そう思った方も多いはず。

なぜ私も含め、テニスコーチがそれを嫌うのか、説明します。

3,上に行けば行くほど、オムニコートの大会は少なくなる

ミス待ちの繋げるだけのテニスでは、なぜダメなのか
それは、

勝ち続けて上に行けば行くほど...

「オムニコートの大会が無い」  からです。

実際に、日本で行われるプロの大会は、ハードコートがメインです。

国際大会で見ても、オムニコートの大会はないと思います。
大学の大会でも、全国大会は必ずハードコートでやります。

4,上手くなりたいなら、ハードコートで練習しろ!

まず、ハードコートがどんなコートなのか?

知らない方向けにすごく簡単に言えば、
「コンクリートっぽい、地面が硬いコート」です。

ハードコートの特徴はこんな感じ
スクリーンショット_20230212_125514.png

オムニコートと違う点は、

「球種によってバウンド後に変化をつけられるので、戦術が広がる」 

という点です。

ハードコートで試合をすると、
守りだけの待ちの姿勢では、なかなか勝てません。

さらに、オムニコートと違って
様々なショットが効果的になります。

つまり、

自分からポイントを取りに行く必要がある

ということなんです。

ハードコートでたくさん練習すると、その能力が身につきます。

5,オムニコートでは、どう練習すれば良いのか?

そうはいっても、日本にはオムニコートばっかりです。
特に雨の日には、オムニコートでやるしかありません。

じゃあ、
どんなことを心がけて練習すれば良いのか

・オムニコートでも攻め抜ける能力を鍛える
・長いラリーでも勝ち抜くメンタルを鍛える

大きくこの2点です。

オムニコートでも、粘ってくる相手に自分からポイントを取り切れるようになれば、ハードコートではもっと簡単に自分からのポイントが増えると思います。

しかし、
小学生、中学生、高校生の皆さんは、上に進むまでにしばらくオムニコートの大会が続きます。

その時は、試合に勝つことを優先してください。
攻めきれなくて劣勢になったら、繋げて勝ちに行ってもいいと思います。

大会では、試合でしっかり勝ち切る練習をしてほしいです。

逆に、大学生はハードコートの試合が多くなってきます。
大事な大会の多くは、ハードコートです。

そんな時、大学生の私はこう考えていました。

「オムニコートでは、最悪勝てなくても良い」
「ハードコートで勝てるプレーを続けよう」

そう決めて、実際にハードコートの試合では、

シングルス、ダブルス優勝
全国大会で1回戦突破    できたんです。

ちなみに、オムニコートの試合ではほんとに優勝できませんでした(笑)
まあ、そんなことはさて置き。。。

高校最後の大会は、県ベスト16で終わった私ですが、この方法で全国大会1回戦突破できました。

是非、みなさんも心がけて練習してみてください。

具体的に
・どう練習すれば良いか
・戦術をどうやって立てれば良いか

お悩みの方がいれば、気軽にご相談ください。

6,まとめ

今回は、「オムニコートで練習するな」ということでご紹介しました。

ハードコートでやるチャンスがあれば、どんどんやってください。
マジで、テニスの質が格段に上がります!!

今日も、一緒に頑張りましょう!






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