由紀子の心理分析⑨性善説と性悪説と自己肯定感

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往診ナース由紀子です♪

毎日しみじみ、自己肯定感って大切やなーと思うんです(*^-^*)
他の言葉としては

自尊感情とかもありますね。自分を尊いと思う気持ちです。
自分一人で何とか思うことができたら、こんなにみんな苦労しないんですが・・

自己肯定感だけは
これは、もう生まれた時からの周りの接しられ方で決まってくるのですから、
お父さん、お母さんの働きかけがいかに子どもに影響するか
もっと、世の中の人に知ってもらった方が良いんじゃないかなーと思いますが

日本の教育って、やっぱり上から押さえつけるような考え方なんですね。

これって、性悪説(せいあくせつ)だなーと思います!


子どもは生来が悪で、堕落しないように、教育が必要って考え方です。
だから、しつけるために叩いたり、暴言を吐いても、日本はあまり問題にならないのかと思います。

発達障害や精神疾患などへの理解も、日本は遅れていると思います。
いまだに、怠けているだけ、甘えているだけと言った考えの人がとても多いです。

これは、気持ちを大切にする習慣がなくて、他人の目を気にする風習が根強いからなのではと思います。
人にどう思われるかと言うことに注目すると、気持ちの受け止めが後手後手になって症状が悪化する・・みたいな。

幼い子どもらのわがままや甘えも、許しておくと大変なことになるという考えの人がまだまだ多いと思います。

でも、私は、やっぱり性善説(せいぜんせつ)が好きなんですね~!

子どもは天使で生まれてきますよ。
真っ白な無垢の心に、周りの大人の関りが大きな影響を与えるのです。
もちろん、その子それぞれ持って生まれた特徴はあると思います。

繊細な子もいれば、鈍感な子もいますし、被害的な子もいれば加害的な子もいる。

大切なのは、その子それぞれに合わせて、対応を考えてやる。
いつでも、本心をさらけ出せる環境が大切と思います。さらけ出したときに、すべて受け止めてもらえる!
このような環境で、人を傷つける子に育つはずはないと信じています(*^^*)
必然的に自己肯定感も高い子に育ちます。

でも、子どもが欲しいと言ったものを簡単に与えるのは良くないのでは?
性悪説のように、欲求を満たしてやるばかりではダメな子になるのでは?
という、心配の声が聞こえてきそうですが・・

私は、子どものホントの気持ちをこまごま聞いてやることが、本当に悪い子を育てることになるのかな?と思いますね。

これは、こどもの本当の気持ちをアレコレ聞いていやると言うことと、
親の気持ちを押し付ける過干渉を混同していると思いますね!

過干渉は本当に良くないです


一見、その子のことをわがままに育てているように見えます。すぐに欲しいというおもちゃを買ってやるとか?

でも、その子が本当にそのおもちゃを買って欲しいのなら、それを買ってやったことが悪い子に育てることにつながるとは思いません。

子どもからしたら、タイムリーに欲しいものが与えられて、感謝しか感じないと思いますね!
こんなに良くしてもらってありがたいなあと言う気持ちでいっぱいになって、自分は大切にされている存在なんだって感じることができると思います。

もし、そのおもちゃが本当に欲しいものでなく、親の顔色を窺って、本心でない欲求をしたときに、ズレたものを与えるとこれは害になります。

例えば・・
本当は、知育玩具なんかじゃなくて、テレビキャラクターのおもちゃが欲しいと言っている!でも、親は低俗なおもちゃを買いたくない。
自分が与えたいと思っているおもちゃを欲しがらないと、不機嫌になる親がいたら、子どもはどうするでしょう?

知育玩具が欲しいそぶりをするかもしれません。でも、どれだけ買い与えても子どもの真の欲求は満たされません。

また、ホントはおもちゃじゃなくて一緒に遊びたい子がいたとして、親は時間がないからとおもちゃ(スマホ?)を与えることないでしょうか?

ホントに欲しいものが与えられない時、子どもは当てつけに無理難題なものを要求したりします。
表面の欲求は年齢を重ねるごとに高額にエスカレートすると思いますね。

性悪説は、このことを混同してるんでは?と思います。
子どもが、心から欲している根底の欲求を満たしてやることができずに、表面に見えている分かりやすい(手間のかからない)欲求にばかり対応して、
この子は甘やかされてわがままになったと、勘違いしていると思います。

親は常に胸に手を当てて振り返らないといけません。
子どものこと考えてしてやっていること、ホントに喜んでますか?
子どもが、気を使って親の価値観に合わせようと必死になってませんか?

子どもの気持ちって、幼い子ほど分かりやすいです。
思春期になるにしたがって、本心を隠しますから、分かりにくくなります。

子どもが無理難題な要求を突き付けてきたら、要注意と思います!!
それは、性悪説でも、甘やかしてわがままになったわけでもありません。
子どもの慢性的な欲求不満が原因じゃないかと、立ち止まって考える必要があると思います。

親自身が本音を語っていないおうちでは、子どもが本心をさらけ出すのは難しいでしょう。我が家が普段から、本心をさらけ出せるような環境になっているかは、早急に振り返る問題点ですね。

子どもの本当の欲求に気が付いてあげられる、お父さん、お母さんが少しでも増えたら、日本はもっと自己肯定感の高い国になると思ってます(*^^*)











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