由紀子の心理分析⑥HSP気質の子とそうでない子の子育てについて

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往診ナース由紀子です♪
うちには二人娘がいまして、上の子がHSP気質です。

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さて、気質の違う二人の娘の子育てをどうしているか。

ビミョーに対応は違うと思います。
傷つきやすい子とそうでない子がいたら、やっぱり傷つきやすい子により気を遣うことになると思います。

でも中には、対応に差をつけると、下の子がかわいそうなんじゃないかと思う方もおられます。

確かに、子どもの気持ちを横に置いて、客観的に見たら、下の子が損しているような・・というか実際ちょっと損していることはあると思います。


例えば、必要なものを買うとき
新しい下着や靴が欲しいと言われたとき、どちらにも買ってやるけど、
より素早く買ってもらえるのは上の子です。

下の子は、また買い物へ行ったときに~と言いつつ
忘れられたりする(笑)

これは、HSP気質の子は感覚が敏感なので、合わない下着や靴をいつまでも我慢して使うのがストレスがたまるんですね。

しかし、下の子は少々忘れてたって、本人も欲しいと言っていたことを忘れてたりするので、自分だけがなかなか買ってもらえないともあまり思わないようです。


ものを頼む場合も違いがあります。
上の子には、その日の予定を考え余裕がありそうだと判断して、伝えるタイミングも、ちょっとリラックスしている時に、「これ頼むね~」という感じ。
義務感を感じやすく、押し付けられた感覚を持ちやすいため、気を使います。

下の子にも、その日の予定などは考慮しつつ、「これ頼むね~」と言うのは一緒でも、タイミングまでは配慮しないかも。
バタバタしてるときでも、とりあえず伝えた!みたいにしても、特に負担は感じない様子です。

さて、頼まれごとをやってくれてるか否かは、二人ともその日の気分とコンディション次第です(笑)

たとえやってなくても、2人とも、既に申し訳なかったと思っているので、とくに何も言わないようにしています。


話の聞き方も違います。
上の子はなるべくアドバイスをしないようにします。
話もすべてを話すというより、自分がしんどくならない範囲で話してきます。

だから、全貌が見えないことも多々ありますが、質問はほどほどに
相槌を打って、「いいやん」「なるほど」「そうか~」
本人が思う存分しゃべってから、アドバイスは求められたことに対して少しだけ(笑)

言いすぎると、「やっぱり言わなければよかった」など言いつつどっかへ行きます。やっぱり、そうしなければならないと感じてしんどくなる様子です(笑)

これに引き換え、下の子は気楽。
今日あったことをとりとめなく延々としゃべっています。
関西人なので、ボケと突っ込みもあり、多少鋭い突っ込みをしても笑っています。

アドバイスも、勉強しろとか耳の痛いことを言うと、もちろんこちらも「ママ嫌い」とか言ってどっか行きますが(笑)

友達付き合いの対応策などのアドバイスは、積極的に聞いてきて、「いや、それは昭和の考えやろ!」など、自分で取捨選択して必要な部分だけを取り入れているようです。

我が家は何事もオープンなので、それぞれ得手不得手があって、性質の違いがあることも話していますので、対応の差があるのは当然と思っているようです。
いや、成長して、そう思えるようになったと言った方が正しいですね。

一時期、「ホンマに仲悪いなあ」と思うくらい、とってもうるさいケンカが繰り広げられていました。
女の子は、口げんかが主だと思いますが、何気ない一言に傷ついたりつけられたり(笑)

お互い傷つけようと思ってなくても、コンプレックスを感じている箇所が違ったので、一大事になったことがありました。

上の子は、見た目にコンプレックスがあり、下の子に「キモイ」と言われるのが耐え難い。
下の子は、勉強ができないことがコンプレックスなので、「アホやな」と言われるとつらい。

でも、この言葉はどっちも関西では何気なく使う言葉でして、お互い悪気なく使っていましたが、上の子が先に大爆発しました。

お互いに傷つくポイントが違うから、自分は平気でも、相手が嫌がる言葉は気を付けて言わないようにすることが大切と言う学びを得ました(笑)

違いを認め合うというのは大切と思います。
子どもたちだけでは、ケンカになったり、客観的に自分たちの関係を見つめることなんてできるはずもないので、
そこは大人が間に入って、その都度説明してやる必要があると思いますね。

性質の違う人々と一緒に平和に暮らすというのは、ホントに大変ですが、世の中のお父さんお母さん、一緒に頑張りましょうね(*^-^*)






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