親切な子・優しい子になる育て方 

記事
学び
優しい子に育ってほしいなら子どもに優しくすること
親切な子に育ってほしいなら子どもに親切にすること

往診ナース由紀子です(*^-^*)
いつものように、敬愛している佐々木先生の本から学んだことをお伝えいたします♪(佐々木正美著「子どもへのまなざし」)

人は、良いことも、悪いことも、自分がされたことしかできないと常々思います。

もちろん、意識して過去の間違いを断ち切り、新たな考え方や行動を身に着けることはできます!!
しかし、無意識下に組み込まれたものは、それができません。

私自身は、「人の嫌がることをするな。」「人には親切にすること。」
と言われて育ちましたが、悲しいかな我が家の両親は子どもが困っていても助けない親でした。毒親育ちの由紀子です。

例えば、体調不良時、一人で洗面器を抱えて戻していたらしい(かなり幼い時。覚えてないけど姉から聞いた)

歯磨きを教えてもらわなかったので、小学生のころから歯周病でした。
虫歯があっても歯医者へ連れて行くということをしないため、小2の時友達と二人で初めて歯医者へ行きました(;^_^A

また、強制的にお使いに行かされることはしょっちゅうで、
一番ひどかったのはお肉屋さんに、「○○の肉を〇百グラム」買って来いと言われましたが、何度も間違えてそのたびに肉屋へ取り替えてもらいに行かされ、
肉屋のおやじに「ほんまに、しっかりしいや!!」と怒られた記憶がよみがえってきました( ノД`)シクシク…

困ったときは一人で対処していたので、無意識下にそういうものと思い込みが出来上がりました。

小学生、中学生の時は、孤独でとっても怖い夢を繰り返し見ていました。
何度も同じ夢をみるため、大人になった今でも鮮明に覚えているほどです(´;ω;`)ウゥゥ

そんな私の子育てはどうだったでしょう(;゚Д゚)
子どもに優しく親切にすることができたでしょうか?

自分なりに優しくはしていたつもりと思いますが、親切というのはかなり難しかったと思います。

転んだら泣くのは当たり前、自分で立てばよいと思っていたし、
雨が降れば濡れて帰ってくればよいとフツーに思っていたんですΣ(・ω・ノ)ノ!

自分がやってもらってないから、子どもが困っていても、自分で対処して当然という思いが無意識に組み込まれていて、疑問にも思わないんですよね。
その上に、邪魔をするのは損得勘定!

こどもに手を貸すと、なんだか損した気分にもなるし、自立した子に育たないのではないかと不安にもなりました(゚Д゚;)

そして、恐ろしいことに、自分が言われたことを子どもに言って聞かせていたのです!「友達には優しくしいや。親切になあ!」と。

気が付いたときは愕然としました!私がやっていることは、まったくもって親切じゃない!
あんなに、親とは違った子育てをしたい、親と同じことはしないと思っていたのに!結局やっとるやないか・・・(´;ω;`)ウゥゥ

子どもに手を貸したら、甘えた子に育つ??何をアホなことを!

ホントは自分も小さいころ親切にしてもらいたかった!優しくしてほしかったんです!
なんで、それをわが子にはやってやらないんだ!ってことに気が付けて良かった( ;∀;)

雨が降っていたら傘を持って行ってやろう。
時間があれば車で迎えに行ってやってもいいな。
修学旅行の時はできるだけ荷物を持つために迎えに行ってやろう。
お弁当の中身は嫌いなもの入れないとか。

愛されて育ったお母さんなら、きっと誰もが当たり前にできること、私は意識してじゃないとできなかった!
まだまだ不親切な母で、かわいそうなことをしていることたくさんあると思います。

さいわいまだ取り返しのつく時に気が付いたので、なんとか挽回し、姉妹仲も良くなりました。
わざわざ、優しくするようにとか親切にとか言わなくても、自分がしてもらっていたらできるんですよね!

ちなみに看護師一年目にも同じことが言えますよ。
不安だらけの時、ちょっと大丈夫か声をかけてもらったり、いっぱいいっぱいになってるとき、苦手なところにフォローに入ってもらえるありがたさ。

フォローしてもらって成長した看護師さんは、下の子の面倒もよく見るし、優しい看護師さんになっています(*^-^*)





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