転職活動で失敗しないためにやらなければならない1つの事

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マネー・副業

今回は、転職活動で失敗したい為に絶対に忘れてはならない大事なことについて、人事部時代に、採用企画から選考まで全て担当した経験を元に、お話したいと思います。

最初に結論からお伝えします。

絶対にやらなければならない事とは「企業と対話する」です。

そんなことは当たり前だと思われる方もいらっしゃると思います。

しかし、本当に重要なことですので、それについて、記しておきたいと思います。

採用活動とはどういうものか

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まず前提として、そもそも企業が募集を出しているということは、人材が欲しいという事です。

会社を成長させるために、○○という知識・経験・技術を持っている人を探していますという事です。

但し、そうは言っても誰でも良いという訳では無いです。

書面上条件にマッチしてそうだが、本当にそういった能力を持っているのか、会社特有の雰囲気に合うのか、コミュニケーション力などの書面上では判断出来ない部分など、読み取れない部分のマッチングを確認するために面接を行います。

それと同時に、企業側も判断される立場であるということです。

応募者側は、企業側が欲しいと考えている条件に合うと判断し、応募している訳ですから、応募者側もこの会社が自分に合うのか、ということを面接などを通して判断するという事になります。

人が欲しいという企業側と、転職をしたいという応募者側のニーズがマッチし、対話を通じてお互いが働いてほしい、働きたいとなれば、転職となります。

この前提を忘れないようにしてください。

対話するという事

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記事の冒頭で書きましたが、「企業と対話する」ことが重要と書きました。

今よりもより良い生活を送る為に、キャリアアップの為に、やりがいある仕事をするために、など各々で理由があり、それを実現するために転職を決意し行動されていると思います。

ですので、本当にやりたいことが出来るのか、転職後に自分の理想とする働き方が出来るのか、妥協すべきポイントはあるのか、ということを確認しておく必要があります。

それらを確認する為には、企業側のことを知る、自分の事を知ってもらうという意識をもって対話する必要があります。

応募者側の立場を「下」と考えてしまう方がいます。

そうではありません。

上とか、下とかを考える必要はありません。

自分が入ろうとしている会社の実情を知る。自分の事を知ってもらう。

そしてミスマッチを防ぐ。

そういう意識が重要です。

人事部時代や、最近相談を受けている中でも、判断される側という意識だけをもって活動される方がいらっしゃいます。

面接を数多くしましたが、判断される側という意識の方と、判断するという意識の方では、面接時や選考時の対応が明らかに異なります。

質問の質や量、アピールする質や量、当日の熱量が違うのです。

取り敢えず自分の理想はあるけど、自信が無いから雇ってくれれば御の字という思考だと、会社の事を知るという観点が疎かになってしまいがちです。

そういう方は、質問も思い浮かばない、自分の能力を全て伝えきれないという状態になり易いです。

基本的には、企業側はちゃんとマッチングした人を採用したいと思っています。※1

・事細かく質問をするし質問の回答に更に質問を重ねて、コミュニケーションを多くとる人
・質問が形式的なもので2~3個で終わるし、特に深堀りすることなく終わる人

企業側からすれば、どう考えても前者の人の方が魅力的ですよね。

当たり前だという方もいらっしゃると思いますが、実際問題、後者の方も沢山いらっしゃいます。

判断しようという意識が弱いので、質問が思い浮かばないし、アピールする内容も浅くなってしまいます。

結果的に、ミスマッチに繋がり、後悔するというパターンを何度も聞きましたし、実際に見ています。

そうならないためにも、企業としっかりと対話をして、自分が働きたい会社なのかを判断するという意識をもって転職活動をして欲しいと思います。

※1「基本的に」と書きましたが、これは、いわゆるブラック企業と言われるような会社は、人数をとにかく確保したり、言いなりになってくれそうな人を集める傾向が強いです。
なので、あれこれ聞かれたくないです。そういった企業に入らない為にも対話するという事は重要だと思っています。

最後に

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企業としっかりと対話するということの重要性について書かせて頂きました。

当たり前のことだと思わる方も多いと思いますが、採用側の立場で多くの方と接する中で、そういう意識を持っている方と、持っていない方とで、如実に差が出ます。

立場が上だとか、下だとか、そういう事では無く、お互いミスマッチに繋がらないように、知ろうとする意識、知ってもらおうとする意識が重要だと思います。

企業は沢山ありますし、選考基準も様々です。

企業によっては、私が記載した内容が必ずしも当てはまる訳では無いと思います。

しかし、私や現場の面接官、役員、様々な人の評価を聞いていても、判断する意識を持っている方の評価が高いのは明らかでした。

そして、そういう人ほど、欲しいとなります。

企業側とのコミュニケーションが多ければ多いほど、ミスマッチになる可能性は低くなるので、この人物を採用したいという方向になっていきます。

是非今一度、企業の事をちゃんと知り、自分が転職したい会社なのかということを意識して、取り組んで頂ければと思います。

もし何か不明点や深堀して聞いておきたい事があれば、メッセージ、又は、下記の相談サービスよりご質問ください。

事前のご相談は無料でやっておりますので、お気軽にご連絡頂ければと思います。




ありがとうございました。







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