敵を作らない裏ワザ

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あいことばは、「こころは京都人!」

京都の方いらっしゃったら、すみません。
実際の京都の方というより、世間で言われている偏見の方ですね。

「うるさいなー!」ではなく
「元気いっぱいでええどすなあ」的なあれです。

看護師業界って、特に病棟って独特なので
(独特でない人は他部署に行ったり看護師を辞めたり…)
敵は作らない方が良いわけです。

なので、ポジティブな言いかえとかボケを覚えるとちょっと楽です。

誰かが間違えたとき、茶々入れる人とか多いですが
言われても流せる人ばかりじゃないですよね。

かと言ってあんまり丁寧にフォローしても変な感じだし、

例えば夜勤ありだと曜日の感覚おかしくなったりしがちですが
火曜日なのに月曜日だと思っていた人相手に指摘するんじゃなくて
「〇〇さんは1日を大切に生きてるから気付いてないかもしれないけど…」
とか言うと、最後まで言わなくてもわかってくれたり。

万能なのが、
「大切な話があるんです…」
って切り出すこと。

で、「先輩がヨシノさんって言ってる助手さん、
実は名字が吉野じゃなくて田中ヨシノさんなんです」とか指摘するの。

一瞬ドキッとするからか、
そのあとに普通の指摘されてもショックがないというか
わかりやすいボケとしてよく使われる手法ですよね。

抑制ミトンをどう付けてもすぐ外しちゃう患者さんにも
怒るんじゃなくてボケてみたら返答が面白かったりします。

「もしかして、脱出マジックとかしてましたか?
 プロのマジシャンですか?!」

と聞いてみたら、

「へへへ、そんなええもんちゃうよ」とか
誉められていると思って照れてしまう患者さんが見れたり。
「こんなんはな、簡単なのよ」と手の内を明かしてくれたり。

これ、相手選ばないと怒る先輩とかもいるんですが
外す→怒る→怖いから逃げ出さないと→外す、
っていう悪循環になったらせん妄リスク上がりますよね。

しかもこっちがボケると意外としっかりした反応だっだり
怒ったときとは別の反応が見えると
看護師の気持ちも変わったりするんですよね。

新しい一面が見えたらあんまり腹も立たなくなるというか、
そういうの大切にしたいなって思ってます。

話がズレちゃいましたが、また!
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