白か黒 ■離婚編_7■

記事
コラム
あれから3年近く経過した。
私は近所のリサイクルショップで働いていた。
そこで一緒に働いていた14歳年上のおねーさんが
また強烈なキャラクターだったw
でも、私には優しくてとても良くしてくれた。
彼女の事もまた追々。

実はこの間に義理母が他界した。
義理姉夫婦と同居して
1年経たない頃から急に痩せ始め
半年後くらいに亡くなった。
80キロ近い体重が半分くらいになっていた。
寿命だったのか、神経を使ったのか
義理父が迎えに来てくれたんだって
正直、悲しいというよりは
誰もがホッとしていた。

あの件以来、バカ夫の友人たちと私は
一切の付き合いをしていない。
当時、夫の友人たちはこぞって私を責め立てた。
「なんで奥さんにまで言う必要があったの?」
「あれからあの夫婦おかしくなってるんだよ?」
「Aだけに話せばよかったじゃない!」
「そんなことも分からないの?」

私とこのバカ夫とは6歳差。
夫の友人たちは基本的に仲間内で結婚していたから
みーんなお友達。
たまたま私と同い年だったAの奥さんは
私と違って大人しく
なんでもいう事を聞く可愛い女の子だった。
白か黒しかない私とは正反対。
夫の友人たちは全員、Aの奥さんの味方となっていた。
彼らから見ると私は
性格のねじ曲がった可愛げのない生意気な小娘。
被害者は私なんですけどね。
犯罪まがいの事をしたお友達の方が大事なこの集団。
ここに私の人権は存在しないらしい。
仕方ない、人種が違うのだからと
若かりし頃の私は
自分の気持ちをなんとか保った。

あ、これは余談。
今後彼らには、何かしらの不幸が起きた。
その話はまた後日。

そんな中、3年ぶりにその中の一人が我が家にやってきた。
近くにきたから、それだけの理由。
当時の事がなかったかのように
「久しぶりだね~元気だった?」
お・か・げ・さ・ま・で!!ですわ。

そして
そいつの不用意な言葉が
このクソバカ夫の真実を
私に知らせることとなる。

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す