手放す

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コラム
今回の『禅語』は少々難しいことかもしれませんが・・・

まずは『頭の中を空っぽ』にして『自分には何もない』
その状態をイメージして下さい。

その状態のまま、始めてみましょうか・・・・


まずは、頭の中で「白色の大きな皿に盛りつけられたサラダ」をイメージしてください。
サラダ.jpg

では、その白色の皿をきれいに食べてください。

白色の皿は「空っぽ」になりましたか?
いま、イメージした皿は、あなたの頭の中です。頭の中が「空っぽ(抜け殻)」になりました。
さて、どうしましょう。この皿には何も盛り付けられていません。
と言うことは、逆に捉えると、『何でも盛り付けられる』と言うことになります。
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『無一物中無尽蔵』(むいちもつちゅう むじんぞう)
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『無一物中無尽蔵』とは、何も持たずにいたら逆に何でも手に入っているのと同じ。その様な『意』なのです。
一見、矛盾している様に思われる、この様な発想ですが、白色の皿に何もないという事は、自分で新たなモノを入れることが出来る。
要するに『自由』なんです。
花も月も、世界は丸ごと私達に分け与えられています。
失うことを恐れて抱え込もうとすると『そのほかは自分のものではない』
という境界が出来てしまいます。この境界を取り払い、物事のあるなしに執着しないこと。そうすれば、自分の心の中にすべての世界が収まるのです・・・
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