渡り鳥の行動は規律なのか習性なのか

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昨年、越してきた今の住居は、ベランダでタバコを吸っています。
私は5年程前にも、ここの近くに住んでいた経験があります。

雪解けが始まったころから多くの渡り鳥が鳴きながら飛んでいきます。
いつも思うのですが、先頭を頂点に三角形の陣形なのです。
どの群れも同じように飛んでいきます。
タバコを吸いながら、鳥の行動は空気抵抗か何かの理由があってのことなのかと考えさせられました。

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一昨年まで住んでいた場所とは10キロメートル程しか離れていませんが、そこでは、こんなに多くの渡り鳥は見掛けませんでした。
5年程前までも、同じように多くの渡り鳥を見掛けていたので、今の住所地は渡り鳥の通過点なのだと気がつきました。

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渡り鳥のなかに組織的な規律が定まっているのか、それとも持って生まれた習性なのかが気になるのです。

私たち人間にも習性はあると思いますが、度々、人間はその習性に逆らおうとしていると思います。
良いモノは良い、悪いモノは悪い。
人それぞれ良し悪しの基準は違うでしょうけど、良いモノでも悪いと言う場合や、悪いモノでも高い評価をするケースがあると思います。
それは習性ではなく、こんな社会で生きていかなければならない私たちが身を守るためのルールだと思うのです。

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統一地方選挙が始まり、悪いモノと知っていても投票する人がいます。
それは、こんな社会で生きていかなければならない私たちが身を守るためのルールなのだと考えます。
また、悪いモノばかりだから投票しないという人もいるでしょう。
そういう人は習性を大切にしているように思います。
面倒くさいという感覚は習性ですよね…。

さて、私が言いたいことは、習性だけでは社会は成長しないのではないのかということです。
良いモノは良い、悪いモノは悪い。
その判断を貫き通すのは素敵なことと思いますが、こんな社会で生きていかなければならない私たちや、私たちの先祖が苦労して作り上げたシステムを大切にすべきと考えます。
そして、先祖から受け継いだ恩恵を享受しないのなら、後世のために、あなた自身が汗をかいて努力して、違う社会を作ってみれば良いのではないでしょうか。

文句ばかりの世の中には、うんざりします。

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私には、違う社会を作る力はありませんので、先輩たちが築いてくれたシステムを享受して、これからも渡り鳥のように飛んでいきたいと思っております。

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