良い子なあなた
優等生なあなた
誰かに好かれるために
誰かに褒められるために
誰かに愛されるために
そんなあなたになることがある。
良い子の自分
優等生の自分
そんな自分は誰かから受け入れてもらいやすい。
でも、あなたが本当に愛を感じるときは
だめなあなた
弱いあなた
わがままなあなた
そんなあなたを受け入れてもらえた時じゃないかな?
私はそうです。
幼い頃から、母に「わがまま」を言っても
受け入れてもらえなかった。
だから「わがまま」はいつしか言わなくなった。
大人になって、包容力のある彼氏ができた時に、幼い頃から我慢していた「わがまま」があふれてあふれて止まらなくなった。
理不尽なことを言っても、「はいはい。しょうがないなぁ」と言って、受け入れてもらえた時、とてつもない安心感を覚えた。
それで、どんどんわがままになって、ブレーキがきかなくなって、当時の彼氏を傷つけたこともある。
「わがまま」を拒否された時は、強い怒りが沸いてくる。
幼い頃、「わがまま」を拒否された時に感じた怒りが、その時出ているんだと思う。
でも、相手の境界を侵すような「わがまま」は、相手も自分も傷つける。
今は、夫に対して、「可愛くわがままを言う」練習をしている。
「わがままを可愛く言う」と相手も受け入れやすい。
「しょうがないなぁ」と受け入れてもらえた時、今でも、言葉で表現できないくらい安心する。
その時心に感じた安心感を、じっくり、ゆっくりと噛みしめて、味わってみる。
ほんとうは、この安心がずっとずっと欲しかったんだ。
感じることができて、良かったね。
幼い時に叶わなかったことを、この年齢になって、叶えようとしている。
何度となく叶えてもらったら、もう飽きてくるのかな?