自分を幸せにするのは推し
記事ライフスタイル
こんにちは。
５歳児のシングルマザーの豆崎あまねです。
私は約５年前に離婚した時、目の前が
真っ暗になりました。
まだ子供は０歳でしたし、初めての育児、
初めてのワーママ生活、その他色んな事が
重なり、
『この先どうなるんだろう？』
『今でもこんなに育児が大変なのに、
私は育てていけるのだろうか？』
先が全く見えなくて呆然としていました。
それ以上にしんどかったのが、孤独感
でした。
今住んでいる実家は個人主義であまり、
積極的に育児を助けてくれる状況で
なかったし、（今は違います）
自分で選んだ相手と上手くいかなかった私は、
今後誰にも愛されないんじゃないか？
という気持ちで絶望していました。
その頃の私はタスクが多すぎて、それでも
自分にもっと頑張れと思っていて、
『自分が頑張らなければ』
『頑張らねば色んな事が立ち行かない』
『頑張らねば私は誰にも必要とされない』
『頑張っていない自分に価値はない』
等と思い込んでいました。
（誰もそんな事言っていませんでしたが）
だから、いつも必死でやっている割に
孤独で苦しかったです。
最近、本当にあの頃の孤独感が
ほぼなくなっているのを感じます。
で、何でなんだろうと考えると、
誰か固定の人に幸せにしてもらうのを
止めたからです。
当時、色んなコミュニティに参加したり、
人に会っては、
この中の誰かとめっちゃ仲良くなって、
救われたいみたいな事を思っていました。
だから、必死感が半端なくて（苦笑）
元々あまり人付き合いが得意でもないのに、
何故そこに活路を見出そうとしていた
んだろう？(笑)
私は人を簡単に幸せにするのは推しの
存在だと思います。
推しとは、オタク用語で、
自分が応援したいものや人、
ついついやってしまう、見てしまうもの
見たりやっているだけで笑顔になるもの
ホッとするもの
の事です。
家の母は昔から園芸が好きで、
毎日暑い日も寒い日も庭で熱心に花や
野菜の世話をしています。
母はグチの多い人なのですが、
園芸の世話をしている時は、黙々と
すっきりした顔です。
家の息子に可愛く命令されたり
振り回されている時、いつも厳しい母が
子供みたいな顔をして一緒にはしゃいで
います。
推しの存在は母を穏やかに笑顔に
してくれています。
（ぐちを言い出したら、推しの話をして
意識を逸らします）
私に関して言えば、
面白そうなマンガを読んでいる時、
大好きなＢＴＳが仕事に打ち込む動画を
見ている時、
ＢＴＳの音楽を聴いて感動している時、
美しい地元の山々を見ながらドライブ
している時、
面白い方達のブログや配信を見ている時、
子供をキャッキャっ笑わせようと考えてる時、
笑顔が自然と出るし、
エネルギーに満ち溢れてくるのを感じます。
もちろん人と会うのが好きな人は、
〇〇さんと会うと元気が出るとかも良い
ですね！
人生を簡単に幸せにしてくれるのは、
誰かの存在でなくて、
推しなんだなあとつくづく感じます。
そうやって簡単にある程度幸せな状態で
あると、
人付き合いもかなり楽になりました。
『私には誰もいない』
『もっと頑張れば誰かが愛してくれる』
だと人に期待し過ぎ。
ハードモード過ぎます。
『推しのおかげで既に幸せな私』
で、たまに誰かと何かをちょっとだけ
楽しむ。
その感覚でいるから、良い意味で
人に依存せず、程よい距離感でいれる
様になりました。
そんな自分を責める事もなくなりました。
昔からオタクだった私は、
推しがいる事を恥ずかしいとかダサい
とか思っていましたが、
とんでもないですね。
人から見たらどうかと思う様な趣味でも、
自分を笑顔にしてくれるものだったら、
最高の宝物だと思います。
一時期、マンガなんて見ている場合じゃない
今更良い年してアイドルにはまっている
場合じゃない
なんて思っていた自分に突っ込みたい。
好きなものに出会えるのも奇跡だし、
気付いていないだけでたくさん自分には
既に幸せになれる推しがいっぱいあるし。
状況は大して変わっていないのに、
どこにフォーカスするかで孤独感が減りました。
あれもダメ、これもダメ、こうじゃないとダメ
を見るんじゃなくて、
あれも素敵、これも素敵、何でも良いの世界
愛してもらいたい、誰かに幸せにしてもらいたい
じゃなくて、
愛したい、応援したいと思う存在と触れる世界
物事は捉え方次第で楽にも苦しくもなります。
もし、孤独を感じている人の参考になれば
嬉しいです。
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