直感物語(銀の光)

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greenstone
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読者さまにスピリチュアル的な気付きがあるように願い直感的に作成しました。

 童話テイストです。
個人差はありますが、人間のさまざま感情が盛り込まれており、メッセージ性がある内容ではあります。
人によって、読み終われると、なにかしらスピリチュアル的な体験をなさったり、気付いたりなさるでしょう。
個人差はあります。

読み返せばまた、その時、その時で、また違うメッセージを感じるとることができるでしょう。

ダイレクトメールでの質問や要望は全て受付ません。
あればサービス外要求として、運営にご報告します。
また、作品を自分の作品であると販売することをみとめません。

第一章

女の子はずっと石板をみていました
毎朝みていました
石板には絵のような文字でかかれた
文章の数々
女の子はそれを読むことが可能でしたが
読まないように
毎朝眺めていました
ときには涙がこぼれることもありました
理由は秘密です

女の子は女のひとになりました
女のひとは石板をみていました
毎朝みていました
絵のような文字でかかれた
石板を
読もうと決意した朝
雨が降っていました
優しい雨でした
愛に
しかし女のひとは
石板の読み方を
忘れてしまったのです
女のひとはしばらく考えました
三日間
石板のまえで考えました

パキーン
石板が破壊された日がやってきたとき
女のひとは石像になってしまいました

その日
優しい雨が降っていました
それから
三年間降ってました

石像は雨に溶けて
女の子がそこにいました
風が吹いています

石板の意味がやってきました
女の子は泣き崩れました
心は女のひとのままでしたから
長い長いことでしたから

女の子は石板をつくりました
懸命につくりしまた
ある日
女の子は女のひとになりました
またなりました

女のひとは石板を抱きしめました
石板のそばには希望が咲いていました
たんぽぽのようでした

女のひとはたんぽぽを吹きました
思いっきり吹きました

世界は希望の種でいっぱいです
ある日
すべての希望が咲きました
幸せでした
女のひとは幸せでした

第2章
希望の花がたくさん咲いています
たくさん咲いています
女のひとは満足しませんでした
花が咲いて終わりではなかったのです

女の子の旅がはじまりました
希望の花を探す旅です
道端に咲いてる希望の花を手にもつ途端に
枯れてしまうからです
枯れない希望を求めました
つよくつよく求めました
女のひとのハートが求めたのです

女のひとはおもいました
(こんな身体では探すことなんかできないわ
もっといいからだはないかしらん)

女のひとは草に尋ねました
 答えてくれません
女のひとは川に尋ねました 
答えてくれません
女のひとは太陽に尋ねました
が 
答えてくれません

優しい雨が降りました
女のひとは尋ねました
答えてくれました
理解ができませんでした

風がやってきました

旅人もやってきました
旅人はいいました

(君の希望は希望の身体を得ることだね?)

女のひとはまずそうなのだと
おもいました

旅人は道端にある希望の花を1つ手に取り
これにしなさいといいました
女のひとが先ほど枯らしたばかりの希望でした

枯れた希望は銀色に輝き
みごとに花開き
銀色の鳥の羽のような花を咲かせました

希望の花は女のひとの胸のなかにはいりました
女のひとは銀色の烏になりました

旅人はこれで探せるねと一言いい
優しく笑いました
偽りのない笑顔でした

銀色の烏は空を飛びました
とてもはやく穏やかに飛べました

雨にも
風にも
逆らうことなく
あらゆる天候が友達でしたので

雷が教えてくれます
嵐が教えてくれます

銀色の烏の眼はレーダーとなって
希望の花を探します
ほんとうにほしい希望をもとめます

銀色の烏は飛んでいました
目的となる希望の花をもとめて

希望の花は3つありました
赤い色 金色 虹色

どれからいけばいいのか
迷うところでした

銀色の烏はひとまず着陸し
喫茶でレモネードを飲み休みました

空いた窓から風が吹きました
穏やかな風です

旅人が側にいました
またあったねといいました

旅人は赤い色から探しなさい
旅人はいいました

風が上がりました
草木や花が踊り終わると旅人は消えました

銀色の烏は
赤い色をした花を探す旅にでました

レーダーの示す場所を飛びました
しばらくすると赤い国へ着きました

赤い国は赤いものだらけでした
さくらんぼ、薔薇、赤い町に、赤いひと

とれたてのトマトはいらないかい?
赤い商人がいいました

とてもあつくるしいひとでした
優しいひとでした

銀色の鳥はトマトを一口食べながら
空を眺めました

夕陽でした
雲もなにもかもが赤い空でした

(ここに赤い希望があるのだろうか
しかしなあ)

銀色の烏はなんだか海が恋しくなりました
青い海を想像して泳ぐことにしました

赤いひとたちが驚きました
赤いひとたちが怒りだしました

(なんてことをしてくれるんだい)
赤いおまわりさんがやってきていいました

(ここでは青い想いをつよくもってはいけないんだい)といいました

赤い空がたちまちに真っ暗な空になり
赤い国から赤い色を吸いとりはじめした

赤いひとたちが元気じゃなくなりました
あんなに元気な赤い商人が石みたいです

おまわりさんは銀色の烏が泳いでいた海を
とりあげて消してしまいました

(ここでは青い想いや青いものをもつと国がなくなってしまうんだ)

空はもとの赤になりました
赤いひとたちは元気になりました

どうして青いものはダメなの?
銀色の烏はいいました

赤いおまわりさんは教えてくれません
赤いおまわりさんは銀色の烏をおいだしました

赤い町の外は赤い砂漠でした
なぜだか元気とやる気がわいてきます

でもなんだか
こころの目的がわからなくなりました

風が吹きました
冷たい風が吹きました

銀色の烏のココロが落ちつき
ココロの目的を思い出しました

赤い希望をみつけることだと
おもいだしました

(すべては赤い王様のせいなんだ)
旅人がまた現れていいました



(理由は赤い王様に会わないとわからない
あってみるかい?)旅人はいいました
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