毎日を快適に過ごすためには、体が軽快に動くということがとても大事だと思います。最近は休日にジムに通って体を鍛えている人が多いのですが、私は今までの経験を通して感じていることに、筋肉を器具やマシンで大きくすること
はそこまで必要性がないことです。
筋肉を器具やマシンで大きくして、筋力を身に付ければ、効率よく強い体が身につくというのは、多くの人が直観的に考えがちですが、要領が一見よさそうに見えますが、運動経験者の立場からすると無駄なところが多いと感じます。
快適な体をつくるためには、普段の動作の質を見直した方が良いと思います。
キレイなフォームで歩くようにして、体重の重みを利用するようにします。
体を前に傾けると、体重によって前に体が進む推進力が働きます。
その力を活用して片足を前に放り込んで前進します。この歩きかたは「なんば歩き」と呼ばれています。
器具やマシンでは特定の部位しか鍛えられません。体のキレをよくするには全身の筋肉や関節をうまく協調させることが大事です。
体重を活用する方法を練習して身に付けていきます。そのようにすれば筋肉を太くしなくても、疲れないでてきぱき行動できる体になります。