子のフリ見てわがフリ直せ

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みなさん、こんにちは。
あなたのこころの秘密基地、Shuureiです。

今日はおいしいカフェオレが入れられて満足♡
なんていい気分でいたら、外から帰ってきた小6息子の話にちょっと悲しくなりました。

今月初めにあった四谷大塚さんがやっている「全国統一小学生テスト」なるものをご存じでしょうか?
全国の小学生対象に行われている無料のテストです。
それをうちの息子はとある大手塾で受けたんですね。
先日、その結果が出たので、受付まで取りに来るように手紙が来ました。
息子はそこの塾に通っているわけではありませんが、最寄りの駅付近にあったので1人で取りに行くといって出かけていきました。
我が子ながら成長したなと思いつつ、送り出したのですが、返ってきた息子が開口一番いうのです。

「お母さん、あそこの塾、入っていってもみんな無視するよ」

詳しく聞いて見ると、どうやら受付らしき人は1人しかおらず、その方はほかの方の対応をしていたらしいんです。
なので、息子は奥にいるおそらく先生方?の方に向かって「こんにちは」と声をかけたそうです。
3人いたうちの1人がチラッと息子を見たのですが、そのまま気にせず作業を続けられたそう。
何度か声をかけても無反応だったので、受付の方が空くまで20分ほどその場で待っていたそうです。
そして、受付の方の対応が終わり再度声をかけて初めて対応してもらえたようです。
塾内でもきっと忙しくされているのでしょう。
仕事の分担もあるのだと思います。

でも!

子どもが一人でやってきて、挨拶をしているのに、大人が3人もいて(正確には受付の方とお客さんで5人ですね)、だれも「ちょっと待っててね」の一言がいえないなんて、なんだかとても悲しいなと思いました。

息子はいいんですよ。
これも社会経験ですから。
世の中には色々なことがある。
それを学べた良い経験です。

でも!

子どもの教育に関わるのなら、やはり挨拶くらい返してほしいなと思ってしまうのは私だけでしょうか?
塾は勉強を教えるところで、礼儀を教えているわけではないといわれればそれまでなのですが・・・。


挨拶で思い出したことがありました。
長男が幼稚園の未就園児クラスに通ったときのこと。
初日の園長先生の言葉がとても印象的でした。

「保護者の皆さん、挨拶をしてくださいね。
お互い仲良くしてくださいね」

ニコニコと人のよさそうな笑みを浮かべながら、決して威圧的ではなく、かといって低姿勢過ぎず、続けておっしゃいました。

「お子さんには挨拶のできる子になってほしいと思いますよね。
お友達と仲良くして欲しいと思いますか?」

うんうんと、大方の保護者がうなずきました。
まあ、そうですよね。

「でしたら、大きな声で元気よく保護者のみなさんから挨拶してください。
お互い好き嫌いもあるでしょう。ここの中だけでも構いません。
保護者同士、仲良くしてください。
子ども達はそれを見て成長します。言葉を聞いて成長するのはもっとずっと大きくなってからです。
なってほしい人間に、まずは保護者のみなさんがなってください。
よろしくお願いします」

15年近く前になりますが、忘れることのない言葉でした。
私は役員やボランティアでかなりの時間幼稚園で過ごしましたが、そこでは子どもたちが「ああしなさい」「こうしなさい」といわれているのを聞いたことがありません。
また、年中以上の子どもたちで私を見たときに挨拶をしてこなかった子どももほぼいませんでした。
振り返ってみて、すばらしい教育だなと思います。

私もあのとき以来、子どもにはわがフリを見せて教育せねばと心しましたが、しょっちゅういってしまうんですよね。

「片づけなさーい! 出したものはしまって~」

そして、ふと見ると、自分の出したものが出たまんまなのです(笑)

ほんと、子どものフリ見てわがフリ直せ!です。

でも、そんなもんでいいのだと思います。

子育ては思っていることの2割出来たら上等♪

ダメな自分もダメな子どもも、みんなオールオッケー♪
ときおり、こうして子育ての基本を思い出してやっていけたらいいなと思うのです。

子育て疲れちゃったり、うまくいかなくなったらお話ししませんか?
失敗もたくさんして、いい話もいっぱい聞いてきたShuureiが、あなたの頑張り認めます♪


それでもちょっと育てにくすぎるのよっていうときは

今日も最後まで読んでくださりありがとうございました♪
あなたのこれからが、心穏やかでありますように☆
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