就活の面接 オンラインで注意する点は?

記事
学び
就職活動において、面接は必要不可欠なものです。
コロナ禍以前は、何よりも、対面での面接が重視されました。
面接での評価の割合は、少なくとも50%以上、多い場合は、80%以上を占める企業もありました。
これはやはり、実際に会って話してみることで、その会社が求める人物かどうか、大きな判断材料になったのです。

時代はオンラインでのリモート面接が主流になりました。
対面とリモート、現実的な動きの違いはありますが、注意しなければならない点では共通しているものがあります。

それは、まず、「第一印象」です。
第一印象が人間関係に及ぼす割合は、90%以上とも言われています。
「メラビアンの法則」という言葉を耳にしたことがあるかもしれません。
この法則によると、第一印象を決定づける要素の比率は、視覚が55%、聴覚が38%と合計で93%を占めており、言語、つまり言ったことは7%に過ぎません。
この第一印象が決定される比率を見ても、人間関係においては、本当に深く話し合い、高い関係性を持つ状況は、極めて少数なのです。
逆に言えば、浅くて広いコミュニケーションを取り、バランスを保ちながら人間関係は築いていくものとも言えます。

これは、その人の立場や環境には、それほど大きく影響はされません。
例えば、懇意な取引先や友人関係であっても、最初の印象で、ある程度、自分から、「相手はこのような人で、このような関わり合いになる」と無意識の中で決めている場合が多いのです。

就職活動における面接は、より一層時間が限られています。
オンラインの面接でも、表情や声といった、目や耳から入る第一印象は、少なくとも初期段階では最も重視される面があります。
服装や背景なども、これらの要素に入ります。

「本当は長く話すことができれば、もっと自分のことを知ってもらえるのに・・・」と考えるのは常識的でもあり、無理もないことだと思います。

しかし、人間関係、特に会社や取引先との関係は、意外と、この第一印象をベースにした関係性で成り立っていることが多いのも事実です。

過度に、「自分を盛る」必要はありませんが、少なくとも、「印象が悪い」と思われないように、身だしなみや表情、発声、言葉遣いはチェックしておきたいポイントです。


サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す