食品添加物②

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ご覧いただきありがとうございます。
本日のテーマは、味に関する食品添加物です。近くにある食品を手に取って、裏面の一括表示を見て頂いてもよろしいでしょうか。そこには添加物の欄に「調味料(アミノ酸等)」などと記載されているのではないでしょうか。

代表例をいくつか紹介致します。

・アミノ酸
昆布や野菜には、グルタミン酸という旨味成分が含まれています。

・核酸
かつお節・煮干・肉などには、イノシン酸が、
椎茸やポルチーニなどには、グアニル酸が含まれております。

・有機酸
貝類からは、コハク酸。
レモンには、クエン酸、食酢は酢酸ですね。

・無機塩
減塩の商品は、ナトリウムを含まない塩化カリウムを用いることがあります。

ここからは、食品表示記載のルールを紹介します。
①「グアニル酸」のみの添加であれば「調味料(核酸)」と表示する。
②「グアニル酸」と「イノシン酸」を添加しているが、どちらも核酸なので「調味料(核酸)」と表示する。
③「グルタミン酸ナトリウム」と「イノシン酸」を添加している場合、使用量が多い方を括弧内に明記し、後ろに等を付ける。「グルタミン酸ナトリウム」が多い場合なら「調味料(アミノ酸等)」と表示する。
④「グルタミン酸ナトリウム」と「グアニル酸」と「イノシン酸」を添加している場合、アミノ酸の合計と核酸の合計を比較し、多い方を記載する。「グルタミン酸ナトリウム」10gと「グアニル酸」3gと「イノシン酸」4gであれば「調味料(アミノ酸等)」と表示する。

かつおとこんぶの合わせだしのように、相乗効果で旨味が増すことは皆さんご存知だと思います。
また、実際の食材も、単一のアミノ酸だけが含まれているのではなく、複数のアミノ酸や核酸などで構成されています。
そのため、店頭に並ぶ商品にも、複数種類の食品添加物が使われるのですね。

ホームページ制作やチラシデザインなども扱っております。

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