「資格・検定」食品表示検定について

記事
学び
ご覧いただきありがとうございます。
本日も、資格・検定について、お話したいと思います。

まずはお礼から。
前回は、初めてココナラブログというものを書かせて頂きましたが、ココナラを使って発信させて頂いたからでしょう、予想以上の反響があり大変驚いております。読んで下さった方々、本当にありがとうございました。

では、本題です。

本日ご紹介する資格・検定は、【食品表示検定】です。


こちらは、食品衛生に関わるお仕事をされるなら、間違いなく取得したい検定になります。社会的に食の安全・安心への関心があり、食品業界で特に品質管理を担当されている方なら、この資格を知らない方はおられないかもしれませんね。
こちらの検定は、初級、中級、上級と3段階あります。
初級:食品の製造、販売、営業に携わり、食品表示の基本を知りたい方
中級:食品業界の開発、品質管理ご担当の方
上級:食品表示を作成する部門の責任者、実務者
というコンセプトでランクが分かれております。
ちなみに私は、中級のみ取得しております。

続いて、食品表示検定について詳しくお話させて頂きます。
あえて、中級からお話させて頂きます。中級は、実際の業務で表示を作成される品質管理担当者必須のレベルとなります。年2回、CBT 方式で実施されており、100点満点中70点以上で合格となります。合格率は40~60%のあたりを推移しております。
受験の際は、2年に1回、認定テキストが最新の内容にリニューアルされるので、購入の際も注意して購入しましょう。中級では赤色のデザイン・背表紙が共通のため、買い間違える事もあります。最新版の確認方法は、公式HPで最新版テキストの表紙を確認し、どの食べ物の写真であるかを確認してください。イチゴやリンゴ、半分にカットしたグレープフルーツの写真など、こちらも赤色系になります。あと、テキストの正誤表も、必ず確認してください。法令が変わって、見開き2ページがすべて修正のような時もありましたよ。

なぜ、頻繁に公式テキストがリニューアルされるのかというと、日々法令に改正があり、それらに対応してくれているからです。食品表示の仕事をする際、教科書というか辞書のように使っております。このテキストにはジャンル別の表示例が掲載されているので、本当に助かってます。
内容も、生鮮食品(農産物、畜産物、水産物)、加工食品、添加物、アレルゲン、原料原産地名の表示、原産国名、遺伝子組み換え食品、有機食品、栄養成分表示、保健機能食品、特別用途食品、景品表示法、計量法、米トレーサビリティ、牛トレーサビリティ、容器包装、などと幅広く網羅されております。

資格取得のきっかけは、概ね食品会社に勤務しているからだと思います。なので、会社からの圧力で取得した方も多いのではないでしょうか。それとも、スーパーマーケットなどでお勤めの方でしょうか。それとも、自宅兼店舗のような経営で、小さなパン屋さん、小さなケーキ屋さんのような方ですか。レストランや居酒屋など、カウンター席やテーブル席があり、お客様へ料理を提供するようなお店でしょうか。
試験の場合、自社で扱っていないジャンルがどうしてもネックですね。加工食品を扱う会社の人は、扱わない生鮮食品の問題で苦戦しますね。
でも安心してください、概ね直近の過去問と同じ出題傾向になってます。食品会社なら団体受験されることもあると思います。とりあえず、身近な方から過去問を借りましょう。

初級から。中級はCBT 方式で受験、年2回、100点満点中70点以上で合格。合格率は60~70%。
初級の過去問を見せて頂きましたが、初級と言いながらもかなり手強いです。「簡単そうだから初級から取ろう」と思う方は、初級も落ちます。将来、中級が必須という方は、初級をスルーして、中級スタートで問題ありません。会社からの圧力で、仕方なく受験される方は、初級で頑張ってください。こちらも、知り合いから過去問を見せてもらってください。初級のテキストは、背表紙・デザインが緑色です。

上級は、年1回。100点満点中70点以上で合格。合格率は10~20%。配点は、マークシート式による選択問題35点、記述式65点。テキストはなし。消費者庁のHP、特にガイドラインがテキストですね。記述には、テーマに沿った800字の小論文作成、一括表示の間違い探し、一括表示作成。テーマに沿った800字の小論文作成という問題は、あなたが食品に関する雑誌のコラムを掲載しているという想定で読者へ正しく説明できているかどうか、食の安全へ発信できているかがポイントとなります。
出題傾向も把握し、何度か受験しましたが、全て不合格、かなり手強いです。当日の体調も、運も、前後の仕事のシフトなど、いろいろと影響がありますね、…言い訳ですね。機会があれば、また受験したいです。

おかげさまで、私には機会があって全国100社近くの食品工場を訪問させて頂きました。
そこでは昔ながらの手作業の工場から、最先端の機器を導入された工場まで、指導させて頂いたことが御座います。
私の経験にて、やはり小規模で経営されている工場では、製造に手一杯で品質管理部門に対する人手不足を感じておりました。
そこで、簡単な書類作成、食品表示の作成を、ココナラでアウトソーシングしてみてはいかがでしょうか?
書類作成をアウトソーシングすることで確保できた時間は、工場内・店舗内の点検・巡回・改善活動の時間として使ってください。
提供メニューのエネルギー計算をアウトソーシングしてみてはいかがでしょうか?その時間で、少し休息を取ってください。
食品表示のミスは、商品回収などのリスクが伴います。アレルゲン表示をミスした場合、アナフィラキシーショックの恐れが御座います。アナフィラキシーは命にかかわることも御座います。大手企業様では全国紙の新聞に社告を掲載し、かつ、全国版のニュース番組で報道されております。リスク管理やトレーサビリティもお忘れなく。

最後に。私に品質管理のアウトソーシングをお任せください。メッセージよりお気軽にご相談ください。是非ご検討の程、よろしくお願い致します。

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す