届いた小指の指輪の話を送ってくれた友達としていたら、ことの真相を知りました。
なんと、私が先走って買ったその指輪が正解だと言うのです。
私に選択を任せると、それを選ばないことがあります。
貴方は貴方からのプレゼントと聞いて、私が確実に受け取ると知って。
いつもだったら、受けとって貰えないかもしれないと不安に思う所で、私がそれは確実に受け取ると分かっていて。
そこで自分が私に与えたい物ではなく、私が進むために必要な物を探してくださったんですね。
どこまでも、私のために。
……。
でも、神様は意地悪なんです。
そう言う時に限って、うまく行かないんです。
だから貴方は、貴方が本当に贈りたいものを選ぶ必要があったのです。
私に花を。
でも、貴方はめげません。
手紙に別の形として託しているそうです。
その手紙はまだ届いていませんが、貴方の失敗の歴史として、私、取っておいても良いですか?
家宝にしたら困っちゃうと思うので、こっそりとどこかにしまいましょうか。
え? 灰にしてくれ?