辛い現実・・・

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ビジネス・マーケティング
 私が経験した事象が「役に立つのでは」と思い立って、立ち上げたのですが私自身、社内コンプライアンスを訴えた本人として今も継続中です。かれこれ2年になります。現在の勤め先は上場企業の子会社と言った位置付けですが、コンプライアンス窓口は親会社が開設している窓口を利用しました。
 この2年間のあいだ、親会社からの調査等が実施され、問題は表面化し自社は問題解決を迫られる状況となりました。私は必要な事はコンプライアンス窓口と話をしながら自社の対応を静観していましたが、その間、自社の取った対応は「訴えた側は問題社員達である」という判断の元、こちらの訴えを全て認めない上に全否定して来ました。これは、親会社に対して自社の管理責任を認めない強い意志を感じました。

 今回の訴えは当方4名合同で相談しました。コンプライアンス窓口に相談した直後に、私に対して異動辞令が出されました。その後、同様に残り3名にも降格・減給の上、教育的指導の為、異動を強要して来ました。私を含め、全く合理性の無い異動であり、異動先の上司はパワハラで訴えた加害者という落ちまでついていました。

 私は半年、パワハラ上司の元で散々に社員評価を下げられた上で再異動・・・他の3名は自主退職となりました。悪い事は何もしていない、顧客からの高評価を得て過去最高の契約内容で受注した仲間だったのですが、悔しい限りです。加害者側も定年等を理由に自主退職しています。現在までの結果として、訴えた側は4名中3名が退職、親会社コンプライアンス窓口は被害者立場の復旧の声も出ていますが未だ対応無し・・・
 加害者側、理事2名自主退職、部長1名自主退職、課長2名自主退職、となっていますが、処分ではない以上、納得できないですよね・・・
 当然コンプライアンス窓口も自社の対応に疑問を持っており、自社が被害者側に対して何も説明をしていない事など問題が継続中です。理事2名が関係している事で、コンプライアンス以上のガバナンスに問題が根幹に有ります。まだ時間がかかりそうです。

 このように会社の規模や社風によって問題解決に影響します。最初から相手の対応が分かっていれば簡単なのですが、それぞれの立場や各自が負ってる責任による思惑をすり合わせると常識からかけ離れた結論が平然と出てきます。

 独りで考え込まずに、まずは、納得いかない所から吐き出してみて下さい。頭の中を整理する事で対応の道筋がおぼろげでも見えてくるものです。

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