なかなか面白い犬(飼い主)の世界

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みなさんお疲れ様です。

子供達が大きくなり
私得意の赤ちゃん言葉封印。
でも、猫に加わり
子犬を飼い始め
赤ちゃん言葉復活。

散々、私をバカにしていた
子供達も赤ちゃん言葉全開。

もちろん治安悪い系
顔面凶器の旦那も。

そんな中でも
ブレない男
高校1年息子ケイトは
冷静を保ち普通に
話かけている。

ケイトのご飯をねだる犬に
「おい犬いいか
 お前は犬という
 ことを忘れるな。
 絶対にだぞ」とよく
説教している。

飼い猫にも
「おい猫。
 逃げるな猫。」
よく追いかけまわしている。

でも、誰もいない時に
犬や猫を抱きしめ
撫でまわしめちゃくちゃ
優しい口調で
可愛がっている姿を
見てしまった
美原ほなみです。

家の犬はマルチーズ。
名前はココ。

ココを連れて散歩がてら
近所の土手にたまに
行っている。

そこには決まった
時間に必ずいる
お散歩軍団がいる。

合わせて10匹以上。

そういう中に入っていくのは
若干苦手だ。

だからなるべく
近づかないように
しているがココは
仲間たちに興味深々。

ある日その軍団の数匹が
ココに興味を示し
近寄ってきた。

無視するわけにもいかない。

犬同士、挨拶をさせる。
(鼻と鼻をくっつけ合う)。
(匂いを嗅ぎ合う)

すると、新人のココに次々
他の子も挨拶にきてくれる。

みんな優しく可愛い子達だ。

すると最後に寄ってきた
中型犬の子が威嚇吠え
してきた。

別にそんな事は気にしない。

嫌な気も起きない。

だって、みんな可愛いから。

散歩中も吠えてくる子がいるが
飼「すみません」

私「全然気にしないで
  ください」ですんでいる。

人間だって好き嫌いは出るし
好奇心旺盛な子が遊ぼうって
吠えたり、神経質な子が
これ以上近づくなって
吠えるのは当たり前。

ココは性格上たまたま
あまり吠えない
犬だっただけだ。

だから今回も向こうから
近寄ってきたが
「嫌だったねごめんね」って
その子に謝りながら離れ
他の子と挨拶させた。

すると吠えた子の飼い主が
「この子、マルチーズ
 苦手なんだよね」って
私に聞こえるように
他の飼い主に言いだした。

えーっ近寄ってきたの
そっちだし・・・
ってか犬種でくくっちゃいます?

聞こえてないフリしたけど
犬のせいにしちゃうのは
その子も可哀相だし
ココも可哀相になった。

救いだったのが
聞いてた他の飼い主さんが
「マルチーズちゃんも
 可愛くていい子だよ」って
フォローしてくれてた事だ。

普段そんな事は気にしない
タイプだが、なんだか数日間
モヤモヤしてしまった。

やっぱママ友の世界でも
色々あるようにペット界でも
あるんだなと勉強になった。

この間も向こうから挨拶にきて
(基本ココからはさせてません)
さんざんココの体中を嗅いできて
順番的に次はココのターン。

すると
「家の子、嗅がれるの
 好きじゃないんで」
離れていった。

なんなんだこの焦らしプレーは。

もて遊ばれた私とココは
しばらく立ちつくした。

またまた、他の日土手に
行ったら中型犬(兄)と
小型犬(妹)を飼った
夫婦がいた。

何回も会っているので
自然と犬同士ご挨拶。

小型犬の妹ちゃんの
名前はアロン。

ココとは1か月違いなので
お互い興味津々。

まだ、0歳の2匹の
じゃれ合いが激しいが
可愛くてたまらない。

お兄ちゃんの方は
奥さんと他の犬の飼い主と
お話していた。

すると、旦那さんが 
「まだリード外して
 遊ばせるのは無理かな?」
聞いてきた。

我が子のように可愛いが
やっぱり犬は犬。
絶対はない。

突然、獣モードに
なるかもしれない。

しかも、まだ子犬。

絶対リードは外さないと
決めている。

私「まだ外したことが
  ないんです」

すると
「家の子はノーリードで
 遊ばせても大丈夫。
 いつもさせてるし。
 呼び戻しもちゃんとで
 きるし」
 自慢気に言ってきた。

「そうなんですね~
 やっぱりお兄ちゃんが
 いると出来るように
 なる事も早いんですね」

気分がよくなったのか
頼んでもいないのに
リードを外しだす。

その瞬間可愛い
アロンちゃんは
遠く彼方へ走り出した。

この時を待っていたと
いうくらい凄い勢いだった。

どう見ても逃亡だった。

嫌な予感しかない。

旦那さんが自信満々に
「アロン」と呼ぶ。

戻って来やしない。

だろうな。
「アロン・・アロン…」
振り向きもしない。

アロンせめて振り向いてあげて。

何十回も呼びやっとこちらに
向かって戻ってきた。

と思ったが、そのまま
犬におやつをあげている
他の飼い主の所へ。

そして、おやつを
もらってまた走り出す。

気まずい時間が流れる。

「おやつには
 勝てませんよね」
苦笑いで言うしかなかった。

このまま帰るのも
失礼な気がするし
アロンちゃんが戻って
来るのを待つしかない。

やっと、アロン暴走に
気づいた奥さんにつかまり
速攻でリードを付けられた。

何と言っていいかわからず
やっと出た言葉が
「おかえり」だった。

彼に伝えたい。

呼び戻しができるというのは
周りに大自然、犬や人
おやつ、たくさんの誘惑が
あっても飼い主の声で
飼い主にの所に戻ることだ。

今日のアロンちゃんは
呼び戻しではなく捕獲だ。

やっぱり私はリードを
外すのはやめておこうって思う。

犬の世界もなかなか面白いぞ。

そんなアロンちゃんの
飼い主の事をみんなに
話しまくったバチが
あたったのか
とんでもないことを
しでかしてしまった。

あんなに大号泣する日が
くるなんて・・・

次回をお楽しみに

では~
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