哺乳瓶の消毒なに使う?

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哺乳瓶の消毒方法は3つ。
ベビー用品を準備しているといろいろな方法があってどれにするか迷う方も多いと思います。
生後半年くらいまでは免疫が弱く、瓶に残る雑菌でも感染を起こしてしまうことがあるので哺乳瓶や搾乳機は消毒して使用する必要があります。

今回は消毒の方法とどんな方にオススメか、まとめていきます☆

消毒方法

1.煮沸消毒


煮沸消毒.jpg

煮沸消毒は自宅にある鍋などにお湯を沸かして消毒する方法です。
お湯を沸騰させてパーツを入れて3~5分煮沸します。終わったら清潔な場所で乾燥させて終了です。このときふきんなどで水分をふき取りたくなりますが、ふきんの雑菌が付着してしまうことがあるのでご注意くださいね。

【メリット】
・専用の道具が不要。自宅にある鍋でできる。
・道具が不要なので金銭面では一番コストがかからない。

【デメリット】
・熱いものを扱う必要がある。
・鍋に触れるとパーツが変形することがある。
・お湯を沸かす手間が必要。また瓶の本数が増えると一気にできる大きな鍋を沸騰させるか1本ずつ煮沸しなければならず時間がかかる。

2.薬液消毒

薬液消毒.png

こちらは市販の次亜塩素酸ナトリウムを薄めたものなどを使用して消毒する方法です。
ミルトンが有名ですね。
決められた量の薬液と水を入れて完成。あとは1時間漬けるだけ。
薬液は24時間に1回交換が必要です。

【メリット】
・瓶を洗ったらそのまま消毒液につけるだけなので楽
・一度に大量に消毒できる
・ケースが大きいのでおもちゃなども消毒できる

【デメリット】
・ケースが大きく場所を取る
・消毒完了まで1時間程度と時間がかかる
・1日1回の消毒液の交換が面倒(産後疲れてると今日交換したか、わからなくなります苦笑)
・ケースや薬液にコストがかかる

3.電子レンジスチーム消毒

専用のケースに所定の量の水を入れて電子レンジでチンする方法です。

【メリット】
・簡単にできる
・専用ケースがあればあとはコストがかからない
・使いたいときにすぐ消毒が終了する
・消毒終了後そのまま同じケースで保管できる

【デメリット】
・洗浄や殺菌力は、やや弱め
・ケースの大きさによっては一度にたくさん消毒できず手間と時間がかかる場合がある

どの消毒がオススメか?

使用する哺乳瓶の数によります。私個人のおすすめはこんな感じです。

煮沸消毒 → 哺乳瓶をほとんど使わない人

薬液消毒 → ミルクや搾乳メインで1日に数回哺乳瓶を使用する人、搾乳機を使用している人(パーツが多いので一気につけておけるのが個人的に一番楽だと感じました。)

電子レンジ消毒 → 哺乳瓶を1日数回のみ使用する人。(私は現在母乳メインですが、1日2回貧血のお薬を搾乳に溶かして飲ませるために1本だけ哺乳瓶を使っています。この1本のために薬液消毒は場所も取るしコスパも悪くやめました)

哺乳瓶をどれくらい使用するのかは、実際出産して母乳育児をやってみてから母乳とミルクの割合がわかる人がほとんどですので、焦って購入する必要はないと個人的には思っています。

退院までの間に家族に購入してもらって消毒を完了させておいてもらっても良いし、退院の足で瓶数本とレンジ消毒のグッズを用意すれば帰宅して数分で使用できます。

準備するべきベビー用品として哺乳瓶や消毒グッズも載っていますが、焦って買うとあとから「いらなかったな…」とか「使いにくい…」と思うこともありますので出産後に準備で十分に間に合いますよ♪

なにかとお金がかかる子育てなので、無駄な出費は抑えていきましょう!

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