デートが面倒に思う男性

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コラム
「デートをするのがめんどくさい」
という男性のお話をきくことが時々あります。

なぜめんどくさいと感じるのでしょうか?

実際このようなことをおっしゃる男性に「どうしてですか?」ときくと、

いい感じのお店を探して提案することや、会ったときに「おいしいね」などという会話のやり取りをすることや、そのあとの連絡が億劫に感じるということを挙げられます。

要するに、女性をエスコートすることや盛り上げることが面倒に感じるということです。

女性からすれば、「そんなこと頼んでませんけど?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、多くの場合このような役割を担うのは男性であるという風潮は存在しているのも事実です。

「めんどくさい」の背景にあるのは、男性が男性らしくあろうとする社会的な役割が隠れています。

デート自体だけでなく、女性と付き合うことを避ける男性にもこういった心理が潜んでいます。

本来デートやお付き合いは楽しいものですよね。
抽象的な表現でいえばこれらは「愛し合うこと」。
愛し愛されることは人が生きる喜びを感じる行為の一つです。

にも関わらずそれが「面倒」だと思うのはなぜなのか?

それは自分の評価を気にするからです。
デートでは相手を楽しませなきゃいけない、不快にさせないようにしたい。
つまり「嫌われたくない」ということです。

勿論これは男性だけでなく、女性でもこのように感じてる人は沢山います。

これではデートが試験や接待のようになってしまいます。

相手によく思われたいという気持ちが悪いわけではありません。
しかしながら自分が評価されることを気にし過ぎれば当然デートは楽しくありません。
自分らしく振る舞えませんし、偽りの自分を演じなくてはいけなくなるからです。

ぜひ男性であっても女性であっても、デートはお互いが楽しむものだという認識を大切にして下さい。
どちらかだけが楽しい気分になれたとしてもそれは成功ではないのです。

"評価される"と感じる根底には、自分自信が相手を"評価している"からです。
人から批判されるのが怖い人は、普段無意識に人を批判的に見る視点を持っているので、他人も自分にそうしてくるだろうと思うのです。

完璧な人間、理想通りな相手はいません。

相手を許そうという気持ちや、
相手の良いところを見つけようという心意気を持ってみると、これまでとは世界が変わる可能性があります。

デートが楽しめない人は、ぜひ自分が楽しめるデートプランを考えたり、自分を過度によく見せようと頑張り過ぎないということを心に留めて下さい。

また、もしもパートナーがこのような状態になっている人は、相手が無理をしていたということを気づいてあげて、その弱さやありのままの状態を受け入れてあげてみて下さい。

これらの新しい視点を持つことで、より心地よいお付き合いを育むことができると思います。
皆さまのデートやお付き合いが自分らしいカタチになることを応援しております。

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