ラブレターの書き方②

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コラム
大阪にてコピーライティング・販促企画を中心に業務を行っております
Creative Labo Chanter(シヤンテ)と申します。
ココナラでは、web制作に関わる構成案作成からコピー制作、
場合によっては写真撮影・アートディレクションまで承っております。

さて、早速表題の話。
今やオワコンかも知れない「ラブレター」について、
こんなにせっせと文章を書いている人間もさほど多くないと思われますが、
続きをやります。

「勝てるラブレター」の原則
①相手に自分を知ってもらう=興味をもってもらう
②その“手紙”で目一杯楽しんでいただく
③次が楽しみになるような仕掛け
④「好き」という感情は明記しておく
⑤徹夜で書いても、2日かけて校正する


友達以外の(同年代の)異性に対して
興味を抱くポジティブな感情は、
・羨望
・好奇
・共感
といったところかと思われます。
これらが進化して“好感”になるのですね

好きな相手に振り向いてもらおう、気になってもらおうとするなら
この“好奇”の部分を刺激して、“好感”を生んでもらうことが大切
そのために
①相手に自分を知ってもらう=興味をもってもらう
②その“手紙”で目一杯楽しんでいただく
の部分が極めて重要です。

わたしの例で言いますと、
大学時代のバイト先(学習塾)にて、同い年の女の子に激萌え。
何とかお近づきになりたいと思案するものの、
シフトの都合で週に1回会えるかどうかという関係性で、
どうしたものかと悩んでおりました。

…と書けば、このブログのテーマよろしく
で、ラブレター書いたんでしょ?
とお考えかも知れませんが、そうではありません。
正直、後々にラブレターは書きたいと思ってましたが、
最初にすることは
①相手に自分を知ってもらう=興味をもってもらう
への布石のために「相手を知ること」なのです

その週1回の出会いを極力無駄にしないように
・通学中は音楽を聴いてるのか、本を読んでるのか
・何を聴き、読んでいるのか
・スポーツは好きか、またはやっていたか
・休みの日は何をしているのか
などを、できるだけ自然な雑談の中でヒアリング
塾長やベテラン講師どもの邪魔にもめげず、
2ヶ月ほどで一番の共通点を見出したのです。

彼女は小説が好き」(そう、この程度のことで良いんだ)

加えて、彼女は国語の講師をやっていたので、
文章を読んだり書いたりすることに抵抗が無かったのですよ。
同じく文章を書いたり読んだりするのが好きなわたし、
自分に追い風がビュンビュン吹いているのを感じました

「よし、作戦開始だ」

「手紙」というよりも「ちょっと“読み物”を書いてみた」みたいなノリ
最初は最近読んだ小説や映画の考察などを中心に、
途中からは自分の書いた“エッセイ”という名の恥ずかしい駄文を披露したり
挙げ句には、自分で編集したラジオ番組風テープを送りつけたり…
(…書いてて恥ずかしくなってきた)
(あ、でも今で言うYouTuberみたいなことだよ)

ここで重要なのは、
・文章を積極的に読んでくれる関係性を作ること
・喜んでもらうためのアイデアを詰める
というところです。
※前述した「③次が楽しみになるような仕掛け」も含む

こちらが言うことではないのですが、
ここまで自分のために手間かけてくれてる」という点が
先に述べた“好奇”を“好感”に進めてくれるのですな。

わたしの場合、ほとんどコンテンツ制作になっていましたが、
それが功を奏し、
こちらのアクションに都度手紙で返信をくれるようになりました
途中から、塾でこっそり渡すのをやめ郵送するようになったのですが、
わたしの使う封筒が郵便受けに入るのが待ち遠しいとまで
言ってくれるようになったのです!
もう有頂天!だって二十歳ですもの!


ただ、わたしからの郵便物を楽しみにしていたのは
彼女よりも、むしろ彼女のお母様だったという事実を、
この時のわたしはまだ知らなかったのですが、
それは、また別のお話。


次回は④⑤の説明ができればと思います。
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