こんにちは!
パーソナルトレーナーのIchiroです!
今回の記事は
『糖質制限ダイエット』に関してです。
近年、様々なメディアをはじめ、スーパーやコンビニなどでも
多く見られる『低糖質食品』の広告や商品。
果たして本当に低糖質の食品を摂ることがダイエット・健康に
繋がるのでしょうか?
低糖質ダイエットとは?
低糖質ダイエット。よくケトジェニックダイエットと言われているもので、
このダイエットの方法としては3大栄養素の中の脂質とタンパク質で1日の
総摂取カロリーの9割を摂取し、残りの1割を炭水化物で摂取する方法です。
※方法はあくまで1例です。
このダイエット法が広まった1つの理由に、『糖尿病』があげられます。
ここ何十年間で糖尿病の患者さんがものすごく増えたことから、
どこからの根拠か分かりませんが、恰も「糖質は悪である」といような
風潮が広まり、低糖質食が増えたのではないかとされています。
そもそも糖尿病のリスクが広まった理由は運動不足・栄養不良の人が
増えたことに理由があるのではないでしょうか。
運動不足と糖尿病の関係性に関してはまた記事で書こうと思います。
さて、今までにケトジェニックダイエットなど低糖質ダイエット
を試した経験がある方も中にはいると思います。
確かに炭水化物を抜くことで、体重は減少しますが、その実態は
果たして体脂肪が減っているのでしょうか?
結論「NO」です。
そのダイエット法で得られた体重の減少の正体は「水分の減少」です。
簡単に説明すると、身体の中の糖質1gあたり水分を4g引き込む
とされていて、その糖質が体内からなくなることで、身体の中の水分が
減少し、体重が減る。
そんなメカニズムです。
果たしてこれがダイエットと言えるのでしょうか、、、、
いやいや、それでも炭水化物は摂らずに痩せたいよという方へ。
ちょっとだけ炭水化物のお話をさせてください。
なぜ炭水化物の摂取が必要?
●脳・筋肉のエネルギーはグリコーゲンである
朝起きてから、寝るまで働き続けてくれる脳の栄養源は
主に炭水化物が分解されてできるグリコーゲンであることが
研究で分かっています。
また同様に筋肉を動かすエネルギーもグリコーゲンです。
脳と筋肉で合わせて7割~9割のグリコーゲンが代謝されることから
重要な栄養素の1つとされています。
●食物繊維の摂取
特に女性は男性に比べて便秘になりやすいという結果が
出ていることから、積極的な食物繊維の摂取を勧めたい。
その大きな供給源とされているのが、穀類・イモ類である。
「野菜を摂れば大丈夫では?」と思われがちであるが、
穀類・イモ類からの方が野菜からの摂取よりも優れている。
●亜鉛の摂取
穀類はまた、亜鉛の摂取にも大きく関わる
亜鉛というと皮膚の代謝・生殖・免疫・その他生理機能
と大きく関連する。
現代の食事では肉類からの摂取が多くされている亜鉛では
あるが、それと同時に肉類からの飽和脂肪酸の過剰摂取も
問題である。
その他にも炭水化物の摂取が大切な理由はたくさんありますが、
最終的に言わせていただきたいことは、
減量・ダイエットは正しい知識もつけながら進めていきましょう!
ボディメイクに関するご相談は、いつでも受け付けております!
以上!
ありがとうございました!