豊かな人間関係を作るヒント その③ 【前編】

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コラム

こんにちは、nicoです(^^)

今日の人間関係のヒントはズバリ、【相手の立ち場に立つ】です。

・・・

当たり前過ぎて、先を読む気にもならない。
なんて声が聞こえてきた気がします。笑

このヒントも、以前紹介した名著「人を動かす」の中で出てくる項目です。
この本は、小手先のテクニックを紹介するだけの本とは違い、人間の本質をついたシンプルだけど実に奥深いメッセージが込められているのが、大変勉強になります。


さて、この小学校の道徳の授業のような文言ですが、馬鹿にはできません。
安易に使用すると相手との関係性を悪くしかねない諸刃の剣だと私は考えます。

私は理学療法士として様々な病気に苦しんでいる方々に出会ってきました。
その中には現代医療では完治することのない難病を患っている方もおりました。

月日が経つにつれて自分の身体が思うように動かなくなり、最後は呼吸に関わる筋肉さえも衰え、やがて呼吸不全や肺炎で亡くなってしまう筋萎縮性側索硬化症という病気があります。

そのような患者様を前に、相手の立ち場に立ってみようと「私があなたならこうします」だとか、「あなたの辛さはよく分かります」なんて言葉は口が裂けても言えません。

本人の気持ちや痛みは、どれだけ知識を身につけようが、相手の気持ちを考えてみようが、誰に分かるはずもないのです。


では、相手の立ち場に立つにはどのようにすれば良いのでしょうか?

ここから先は自身の体験談を元に話を進めます。
長いので2部構成とします。
続きは後編でご覧下さい(^^)




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