昨日は自分の講座の中身をアップデートしていました。その中で副業の案件獲得のために受講者のみなさんにどのようなマインドをもってもらうべきか、という問いの答えを探していました。自分は過去どのように考えていたのか振り返ってみました。
私なりに出た答えは、『他者の仕事の中で自分が代わりにやってあげられることを考える』ということでした。
これは読んで字のごとく、人のやらなければいけない仕事を自分の力や自分のスキル、知恵、人脈を使って代わりにやってあげられないか、と考えるという意味です。
自分の過去を振り返りました。
男子のサッカークラブで指導者をしていたことがあります。
サッカーの指導者はサッカーが上手くなりたい人のための仕事です。サッカーは一人でも練習できます。一人でも上手くなれますが、誰かと一緒にプレーする機会を作ってあげるという意味では上手くなりたい人の代わりに仕事をしています。例えば、以下のような感じです。
・世の中に膨大にあるサッカーが上手くなるために必要な情報を指導者の目線でまとめてくれる
・本人の代わりに指導者が過去にたくさんの失敗をしてくれている
・指導以外の練習試合、公式戦のマッチング、など本人が上手くなるための経験値のあがる環境をセットしてくれている
副業を始めるとき、自分の好きなことを仕事にすべきか、自分のできることを仕事にすべきか、などの議論がありますが、結局のところ大切なことは、自分のできることを他人の役に立つことのために変換できるかどうか、どんなことをしてあげたら相手は嬉しいのかを考える想像力だと思いました。
自分の今の仕事を振り返ってみましょう。会社員経験しかない人も今必ず誰かの役にたっています。営業アシスタントの方は上司の代わりに資料を作成しているかもしれません。営業の方は会社の理念や世の中に必要不可欠な商品サービスを使ってほしい!という想いをたくさんの人に伝えるという仕事を社長や創業者の代わりにやっているかもしれません。
最初は自分の労働力を差し出すしか無いかもしれません。自分が誰でもできることで『ありがとう』と言われた経験は所属していた会社の社長の会食のセッティングでした。会食のお店候補探しから予約、会食後はFBをうけて次回のお店候補に役立てる、というサービスを勝手に取り組んでいました。
改めて、副業や転職のときに必要なマインドは、自分のできることを他人の役に立つことのために変換できるかどうか、どんなことをしてあげたら相手は嬉しいのかを考える想像力です。
まずは自分にはスキルが無いし、、と思い込まずに今まで経験してきた仕事を棚卸ししてみることからスタートしてみましょう。