こんにちは、Leycoです。
webデザイナーとして、LPやホームページ制作など、web制作を行なっております。
最近、「WordPressでwebサイトを始めてみたいけど、使いこなせるか心配」というご相談を受けました。
WordPressは、HMTLやCSSなどのコードを使わずにwebサイトが作れるシステムです。
web制作の専門的な知識があまりなくても、ホームページが作れるところが魅力です。
今回は、WordPressの初期設定に必要な、「テーマ」のお話をしていきます。
はじめに:WordPressテーマとは、サイトの「土台」となるものです
WordPressでサイトを作る際に、最初に準備しなければならないものが「テーマ」です。
テーマは、それぞれに特徴や機能があるため、ご自身が作りたいサイトに合ったものを選ぶことが大切になります。
それでは実際にどのような手順でテーマを設定するのか、次からご紹介していきます。
【WordPressテーマの使い方①】テーマを選ぶポイント
ここでは、テーマを選ぶ時に気をつけたいポイントを3つご紹介します。
ーポイント①コスト面ー
WordPressのテーマは、大きく分けて無料と有料のものがあります。
代表的なものとしては、
【無料版】
・Cocoon
・Lightning(有料版もあります)
・xeory
【有料版】
・Swell
・stork19
・JIN
・AFFINGER6
など。
無料版よりも有料版のほうがカスタマイズできる範囲や、使える機能やサポートが多くなります。
有料版の価格は1〜2万円くらいのものが多いです。
ご自身の予算に合わせてテーマを選びましょう。
ーポイント②国産テーマにこだわるかどうかー
WordPressのテーマは多くが海外産ですが、国産のものもあります。
(ちなみに、先ほどあげたテーマはすべて国産です。)
国産の良さは、やはりすべて日本語で対応できるということです。
テーマ開発者の正式サイトの多くは、サポートブログや記事を提供しており、初心者の方でもテーマが使えるような配慮がされています。
もし、ご自身のサイト作成でわからないところがあっても、これらの情報で解決することができるため、大変便利です。
品質面では、国産でも海外産でも良いテーマはたくさんあります。
英語が得意な方や、外国の方をターゲットにしたサイトを作りたい方、ある程度の知識はある方は、特に国産にこだわる必要はないと思います。
ーポイント③公式サイトのデモサイトを見てみましょうー
気になるテーマを見つけたら、テーマ開発者の公式サイトを確認してみてください。
機能やサービス、金額などをチェックするのはもちろんのことですが、ぜひ見ておいてほしいのが「デモサイト」です。
デモサイトとはテーマを使った架空サイトのこと。
「このテーマを使ったらこんな雰囲気のサイトができあがる」というイメージを知ってもらうために、公式サイトではさまざまなデモサイトを用意しています。
ぜひご自身のサイトのイメージに近いデモサイトがないか、探してみてください。
【WordPressテーマの使い方②】テーマ設定の仕方
テーマが決まったら、WordPressに設定しましょう。
現在どのテーマが選ばれているのか、WordPressの管理画面で確認することができます。
左側の「外観」→「テーマ」を選択すると、テーマ一覧画面に移動できます。
「有効」「カスタマイズ」と書いているテーマが現在使っているテーマです。
(上の画面の場合は「Astra Child」)
今回は、Cocoonに設定を変えてみます。
まずは、Cocoonの公式サイトから、「親テーマ」「子テーマ」をダウンロードします。
(親テーマ、子テーマについては後ほどご紹介します)
(https://)wp-cocoon.com/downloads/
ダウンロードファイルがzip形式になっていることを確認してください。
こちらの2ファイルがダウンロードされていれば成功です。
WordPressの「外観」→「テーマ」画面に戻って、上のほうの「テーマのアップロード」を選択します。
画面少し下に「zip形式のテーマファイルをお持ちの場合〜」という案内が出てきます。
この部分に、先ほどダウンロードしたCocoonのzipファイルを、次の2つのどちらかの方法でインストールします。
・ドロップ&ドラッグ
・左の「ファイルを選択」をクリックして、パソコン内のダウンロードフォルダからzipファイルを選択。
(zipファイルが解凍されて通常のフォルダ形式になっている場合がありますが、どちらの方法でもzipファイルを使ってください。解凍フォルダはゴミ箱に入れて大丈夫です)
ファイルがインストールされると、このような画面になりますので、一番下の「有効化」をクリックします。
これで親テーマはインストールできました。
同様の手順で、子テーマもインストール。
親テーマ・子テーマがインストールされると、このような画面になります。
子テーマの「Cocoon Child」を有効化にしておきましょう。
他のテーマに関しては、それぞれのwebサイトでインストール方法を確認してください。
ほとんどがこの方法で対応できるかと思います。
【WordPressテーマの使い方③】子テーマをカスタマイズ
WordPressのテーマには、「親テーマ」「子テーマ」が用意されています。
かならず「子テーマ」を有効化するようにしましょう。
WordPressやPHP(WordPressのコードを書くための言語)のバージョン変更にともなって、親テーマはアップデートされることがあります。
大きなアップデートの場合は、親テーマが大きく上書きされてしまうため、ご自身がカスタマイズした部分も一緒に消されてしまう可能性も。
そのため、親テーマではなく子テーマを有効化することで、カスタマイズ部分の上書きを防ぐことができます。
まとめ:作りたいイメージに合わせてテーマを選びましょう
ここまで、WordPressのテーマに関してご紹介してきました。
なかなか簡単に選べないかもしれません。
ぜひテーマの公式サイトを色々ご覧になってみてください。
もしテーマ選びにお困りのことがあれば、ご相談にも応じますので、メッセージいただけたらと思います。
ここまでご覧いただきありがとうございました。
次回からも、WordPressでのサイト作成にお役に立ちそうな情報をご紹介していきます。
WordPressを使ったサイト作成に関しては、このようなサービスをご提案しています。
ご質問やご相談などございましたら、ぜひお気軽にメッセージを送ってください。