バイトから正社員への道(劇団はアピールになるのか)

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職務経歴書はまず劇団のことを書いてみました。
本当はどんな劇を、どんな思いでやっていたかを書きたかったのが本音です。
でも企業はそんなことを知りたいわけではないだろうと冷静に判断しました。

企業が知りたいのは、「コイツ大丈夫か!?」ということ。
34歳まで夢を追っていたというのは、かなり変な奴かもしれないと考えるでしょう。
それは自分だってわかります。

何度か書き直して、こんな感じになりました。

■劇団主宰(活動期間 14 年)
 大学 2 年時に自らの発案で劇団を設立。
 主宰(責任者)として、全32公演を企画する。
 劇団員数は12~18名で、公演時にはさらに外部スタッフを約10名招聘。
 役割は、劇団の活動計画と達成目標の策定、予算やスケジュールの決定。
 さらに計画に基づき、劇場契約、脚本執筆、演出プラン作成、
 スタッフへの指示、予算配分、稽古などを取り仕切る。
 1回の公演での観客動員は約300~400人。
 主に下北沢の劇場や東京芸術劇場で公演を行う。
 外部の仕事として、大手劇団のミュージカル助手にも従事。
 全国22公演のツアーに帯同し、約40名の俳優スタッフの管理を担った。

おわかりだと思いますが、演劇の内容にはまったく触れていません。
正直自分では全然おもしろくない文です。
人生を賭してやってきた演劇をこんなふうに無機質に書くのはつらかったです。
しかし演劇やってた奴なんて使えないと思われないために、
「演劇だって情熱だけでなく、綿密に計画したくさんの人を動かす仕事です!」
とそこにフォーカスして書きました。

これを最初に読んだ企業の人にこう思ってもらいたかったんです。
「演劇経験しかない人だけど、20人以上を10年以上も仕切ってたんだな。
  予算とかスケジュールとか、まるでプロジェクトリーダーみたいな。
  300人もお客さんが来るならいろいろ準備も大変だったろう。
  ま、一応落とさないで上司に相談しておくか」

なるべく数字も多めに入れ込んだつもりです。
300人の観客なんて劇団としては少なくてダメなんだけど、
一般の方々から見ればそれなりの数字に思えるんじゃなかと。

よし次に塾のバイトについて書くぞ、ととりかかりました。







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