世界で広がる「Ikigai」という考え方とは

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コラム
今年が終わる前に、日本人の私たちが知っておいた方が良いことの一つを今日はご紹介します。

海外で日本の言葉をそのまま使い広まった「IKIGAI」という考え方をご存じですか。

いま、この「IKIGAI」という考え方を取り入れて人生を過ごしたいと思う人たちが世界中に増えています。

私は、韓国の友人にこの「IKIGAI」について教えてもらいました。

彼女は、元ニューヨークタイムズのベストセラー著者でもあるDan BuettnerさんのTEDの動画をきっかけにIKIGAIを知りました。

私もTEDやオーディオブックでIKIGAIのコンセプトや考え方を聞きながら、日本人独特の文化が込められた生きがいという言葉が、欧米にわたり「幸せな生き方を定義する考え方」として広がるのを見て、私たち日本人が改めて気づくことがあるんじゃないかと思いました。

みなさんにとって

「生きがいとはなんですか?」

一度真剣に考えてみてください。

若いうちに考え始めると、これからの人生がより充実しますよ。

「生きがい!」を検索するとなぜかこんなお年寄りの無料イラストが大量に出てくるんですが・・・

いきがい.jpg


生きがいは、おじいちゃん、おばあちゃんのものではありません。苦笑

誰もがみんな持っているもので、自分に意識を向けて気づかないと一生気づかないで過ぎてしまうかもしれません。

2017年に世界30か国で出版された「Ikigai」The Japanese Secret to a Long and Happy Life (翌年には日本語でも翻訳)では、より意味がある幸せな生き方を実践するために何をしたらいいかが具体化されています。

そして欧米では長寿大国と生きがいの結びつきが学問としても研究されています。

この本の核心となる生きがいの考え方を図解にしたこの図があまりにもわかりやすいので、世界中に瞬く間に広まっているのだと思います。

日本語に訳された図解は以下のとおりです。
人生コンパス.jpg
                出典 図:八木仁平公式サイト


自分の存在する理由を知るために、

自分が何がすきか、

世の中が求めることは何か、

自分の収入になるものは何か。

自分を知るステップを学べ、
より意味ある人生を送るヒントが学べます。

この本で書かれた内容は、コーチングや自己啓発に関するトレーニングをしている方には新しいものではありません。

生きがいを知るステップを通して、自分を知り延長線上には、社会とのつながりや和の意識が見えてきます。

韓国に住んでいると、変化のスピードの速さを感じ韓国人の瞬発力と柔軟性に驚くことがしばしばあります。
また、英語の水準も高いので欧米の情報や流行に触ることを好み自分の価値観に合わせ自分スタイルにアレンジする様子もよく見ます。

私は今ある環境のなかで周りから刺激を受けつつも、私は日本人として持っている独特な精神論や考え方、そしてマナーはこれからも子供たちに伝え続け自分の人生観でどこにいても自分らしく充実した人生を過ごしていきたいです。

皆さんも、「自分にとって生きがいとは何か・・・?!」考えるきっかけを作って見てはいかがでしょうか。



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