ワイ「普段どんな感じで仕事します?」
助手「どんなって、与えられたことやってるだけよ。」
ワイ「仕事楽しいです?」
助手「楽しいわけないでしょ。アフター5が待ち遠しいわ。」
ワイ「私は仕事が楽しいんですよね。」
助手「変態だね。」
ワイ「なぜかわかりますか?」
助手「分かりたくない。」
ワイ「まぁまぁ聞いてください。仕事とはクリエイトだと仮定しましょう。」
助手「カッコつけてんじゃないよ。」
ワイ「本来仕事とはそうあるべき、という意味です。」
助手「詳しく説明なさい。」
ワイ「仕事は変化し続けます。正しく言えば環境が変化していると言っていい。」
助手「求められることが変わったり、技術が変わったりするから?」
ワイ「そうです。それだけじゃなく自分の経験や知識も変化します。」
助手「それはそうだね。」
ワイ「ならば仕事は変化し続けないとおかしいし、昔のままというのはあり得ないわけです。」
助手「言われてみるとそうかもね。」
ワイ「そして仕事を楽しむというのはクリエイトしていくことに繋がる。」
助手「常に考え続けろってこと?」
ワイ「と言うよりも『こうしたらどうだろう?』『ここを変えれば楽になるかも?』と考えることでしょうか。」
助手「楽するって考え方はアナタらしいね。」
ワイ「楽することは悪いことじゃないですからね。技術が向上しているなら仕事も楽にならないとおかしいじゃないですか。」
助手「屁理屈だけは一人前だね。」
ワイ「大切なのは汗水流して働くことじゃなく、知恵を使ってより良い方法を見出すこと。」
助手「なるほどね。」
ワイ「新しいアイデアを考えたり、それを実現したりするのはとても楽しいですよ。」
助手「それは自分の考えたことが形になるから?」
ワイ「そうですね。目に見える形になると自分の欲求が満たされますからね。」
助手「でもそれだけで楽しいかな?」
ワイ「あと、仕事のプロセスを想像できることも大切ですよ。」
助手「どゆこと?」
ワイ「仕事のゴールを決めるでしょ?だけどそのゴールに辿り着くための途中に工程と言うものがある。」
助手「そうだね。」
ワイ「よくあるのはゴールだけ設定してプロセスを全く考えないで突っ走るケース。」
助手「あれ迷惑なんだよね。余計に大変になってしんどいことがあるから。」
ワイ「それはプロセスを無視してゴールしか見ていないから起こってしまうのです。無能な上司やチームリーダーによくあるパターン。」
助手「あれってなんとかならないものかな?」
ワイ「しかしプロセスにも目を向けて、ムダやムリが生じるところを解消していくことで関わる人たちも気持ちよく仕事できます。」
助手「何が違うの?」
ワイ「想像力に尽きますね。仕事を想像しながら創造していくことで、とても良い結果を生み出すのです。」
助手「今ゼッタイ上手いこと言ったと思ったでしょ?」
ワイ「自分のセンスに脱帽します。」
助手「アナタのセンスに絶望したよ。」
ワイ「しかし想像力を持って仕事をすることで『こうなるかな?』『これを変えるとメンバーも助かるかな?』って考えながら仕事するだけで心が満たされます。」
助手「それはとても良い姿勢だと思うわ。」
ワイ「素敵でしょ?」
助手「考え方だけ。」
ワイ「このように取り組むだけで仕事はとても楽しくなるのです。」
助手「アナタってここまで考えられるのに、恋愛だけはクッソ下手だよね。」
ワイ「なぜでしょうか?」
助手「ゴールだけ見据えて突っ走ってるからじゃない?」
ワイ「そうですか?目が合ったら好きと言うサイン。」
助手「プロセスにも目を向けなさい。」