イタリアのローマについて、ご紹介していきたいと思います。
ローマと言えば「ローマの休日」が有名ですよね。
コロナ禍の状況ではありますが、昔旅行をした経験から、
おすすめの建築巡回ルートを紹介させていただきます。
1日かけてスポットを廻ったルートをご紹介します。
昔旅行した経験なので、今の状況は異なっているかもしれません。
違っていたらご容赦ください。(^^)
じっくりと廻りたい方は、もっと余裕をみて廻られることをお勧めします。
まずは、地図です。↓
黄色数字がスポット、赤線がルートです。
スポット順にご紹介させていただきます。
(私自身建築好きなので、マニアックなスポットもあります。)
➀テルミニ駅
ローマを観光する起点となるのが➀の「テルミニ」駅です。
ここから、地下鉄で移動します。
②スペイン階段
映画「ローマの休日」内で、オードリーヘップバーンがジェラートを食べる姿が印象的ですね。今は食べられませんのでご注意下さい。
階段を下り、路地を歩いていきます。
広場が突然現れます。
突然世界遺産が飛び出してくるのでびっくりします!
(惜しみなく飛び出してくる・・。感覚的にそんな感じです。)
③トレヴィの泉です。
後ろ向きでコインを1枚投げるとローマに再訪することができ、2枚投げ入れると好きな人と結ばれ、3枚投げ入れると恋人やパートナーと別れられるという言い伝えもあります。
・・・私は2つ試しました。(^^)
更に街路を歩いていくと、
④パンテオン神殿です。(圧巻)↓
ミケランジェロが「天使の設計」と称賛したそう。
天井に直径9mの天窓あり。
この時代にこの天窓は驚きです!当然ガラスはないので、雨は降り注いできます。
昔はこのくらいの大空間を作ろうとすると、構造上の問題で、壁が厚くなったり、大きい窓を作ることができなかったりします。
裏側↓
更に歩きます。
⑤ヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂
ネオ・クラシック様式です。
次から次へと現れる建築物に圧巻です。
⑥コロッセオ
↓大通りから。
↑馬車も走っていて雰囲気あります。
紀元80年に完成した円形闘技場。
収容人数5万人だとか・・。
⑦フォロロマーノ
古代ローマの民生政治の中心
↓ひたすら遺跡があります。(今にもくずれそうな)
・・・日本のように頻繁に地震くると、崩れてしまうでしょうね。
フォロトライアーノ↓
至る所に銃弾の痕があります。
⑧カンピドーリオ広場
丁度よい広さ(広すぎず狭すぎず)、デザイン性もよく、ランドスケープを考慮する上で基本となる事例です。
ミケランジェロの設計。
建築史上初めてバロック的広場を創案したものです。
このランドスケープの設計手法は後に、ミケランジェロの後を引き継いだベルニーニによって、サン・ピエトロ広場においてより明確に示されることになります。(少しマニアックです・・。)
⑨サンタ・マリア・イン・コスメディン教会
何の変哲もない教会なので通り過ぎそうになりますが、
行列ができていたので、様子を見てみると、「真実の口」がありました。
サンタ・マリア・イン・コスメディン教会の入り口左にある石の円盤。
設置されたのは1632年であり、もともとは古代ローマ時代のマンホールの蓋だったそうです。
一見怖そうにも見えますが、口があいているからか、よく見るとぼーっとした間抜けな顔にも見えてきます。
嘘や偽りの心をもつ人間が手を入れると、噛み切られてしまう、手が抜けなくなってしまうという伝説で有名です。
⑩カラカラ浴場
古代ローマの浴場と日本の温泉を題材にした漫画(映画)「テルマエ・ロマエ」でなじみのある、ローマの大浴場の遺跡ですね。
古代ローマのカラカラ帝がつくった大浴場
中央浴室群のまわりに庭園,遊戯施設,図書室などがあり、モザイクや化粧大理石で壮麗に飾られ,ローマ市民の娯楽センターだったそうです。
⑪サンタンジェロ城
⑫サン・ピエトロ大聖堂
サン・ピエトロ大聖堂は、バチカン市国の玄関口であるサンピエトロ広場の西側に面して建つキリスト教最大の建造物です。
めちゃくちゃ大きいです!!
上記他、
■サン・ピエトロ・イン・モントリオ教会
教会自体は何の変哲もないのですが・・。
の中庭にあるテンピエット(Tempietto)↓
向きが変わってしまいました。(T_T)
1502年頃にドナト・ブラマンテが立てた小さなマルティリウム(殉教者記念礼拝堂)で、盛期ルネサンス建築の最高傑作と言われています。
シンプルで当たり前のように見えますが、その後のあらゆるドームの基本になりました。
以上、ローマのご紹介でした。
コロナが落ち着いたら、また行きたいものです。
観光スポットが多数あり、とてもお勧めです。(^^)/