老後2000万円問題を考える(3)

記事
マネー・副業
前回までは「老後2000万円問題」の理解と問題解決には国が推し進める「個人型確定拠出年金(iDeCo:イデコ)」がおススメであるというような内容でした。

さてなぜイデコかというと以下のメリットがあるからです。
①毎月積み立て投資することでドルコスト平均法という魔法が使える。
日々価格が上下する投資商品を買うことにより安くなった場合は多く買え、高くなった場合は買える数量も少なくなり買値が平均化されます。

②60歳までは基本引き出せない (これはゼッタイよい)

③税制メリット(年末調整や確定申告で掛け金控除)
会社員ならお馴染みの年末所得税又は確定申告で掛け金が控除されて所得税が戻ります。また給付時についても一時金の受け取りには退職所得控除、年金受取では公的年金控除が適用されます。一時金と年金の組み合わせも可能。

④保険として機能も持ち合わせており掛け捨てではない。(死亡、障害等)

そしてこれは驚きでしかないのですが2000年から20年間、米国株式全体を2万円ずつ積み立てた場合ですが以下の結果となります。

※ このシュミレーションには竹中正治先生の公開している無償ソフトを利用しています。

2000manmondai_3_1.jpg

2000manmondai_3_2.jpg

まずこのような投資商品はないと思いますが、似たような商品を買って信託報酬などを差し引きして考える必要があります。配当は再投資の設定にしました。

①投資元本:20,000円×20年×12月=4,800,000円
②時価資産総額:14,978,383円

どうですか、信じられますか。20年間で約3倍の1500万円近くの資産が作れたことになります。30年ではどうなるとか金額を増やしたらどうなるのか、ワクワクしますよね。

でもイデコの拠出できる金額には上限があることをご注意ください。

期間についてはここ数年についてはコロナの影響を受けてしまっているため異常な数値になり過ぎることを避けました。

経済の拡大していく中で長期で世界に広く分散された商品を買うことで成長の果実を享受できると私は考えています。

ざっくりとした内容とはなりましたが希望の光が見えた方がいたとしたならうれしい限りです。

さて次回は、私の成績となります。企業型確定拠出(401K)を6年ぐらいと個人型確定拠出年金(イデコ)を3年ほど運用していますが、なぜ2つあるかというと単純に401Kのある会社を辞めたのでイデコに移管というような経緯を辿っています。

次回、結果を見たい方は楽しみにしていただきたいと思います。
では。



サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す