家づくり、色々あるけど。 そのひとつに・・・

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コラム
それは「色」。
色合わせです。

実は私は建築士になる前は
住宅だけでなく店舗などのカラーを軸とした
空間スタイリストを生業としていました。

その時にいろんな建築士さんとご一緒させて頂きくなかで
まずやっぱり圧倒的に男性の建築士さんが多く
そしてこの頃の男性建築士さんは
きっとインテリアやカラーコーディネートは苦手であろうと
感じることが多かったです。

本来、
一般的には男性より女性の方が4倍以上の色の識別ができるそうです。

そういう意味では、男性は苦手なのは仕方ないっちゃ、仕方ない。

でもね、私の色彩を学ばせてもらった先生は男性でしたからね。
その人によるところも大いにあると思います。

そんなこと言っても
建築につかわれる材料や仕様は色数の選択肢が限られているのだから
そんなに難しいことじゃないだろうと思われるかもしれませんが
少ない選択肢だからこそ難しい。

色が変われば 当然のことながらそのものの印象や佇まいまでも変ります。
にもかかわらす、これをおろそかにしてしまっているなど
言語道断!

しかも良くありがちなのが
単品単品で色だけでなく質感を決めてしまっていること。

ちょいちょいちょい!!と
待ったをかけることもよくありました。

一生に一度の大切な家づくりなのに
まぁ、これでいいか!なんて決め方されたくないですよね。

自分の家づくりで、そんな風に決められたりしたら私なら絶対イヤです。

特に色と質感はとっても大切なのに・・・。
なめんじゃねぇと叫びたくなります。

色選びは思ったより重要な課題。

こんなことを聞くと
「トレンドに左右されず長く愛される色」を選びがちですが
それだけでは個性が出しにくくなってしまう側面もあります。

かといって服のように簡単には着替えられるものではない・・・
しかも色は心身に作用する力をもっているのだから
色は実に奥深いのです。

簡単なようで安易には決めたらNGなもの。

これらを理解したうえで
家づくりの色選び、合わせ方は
じっくりと検討していただきたいと思うのでした。

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