占ってみた 中核病院の統廃合は進むか

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こんにちは南仙台の父(hrperficio)です。
今回は少子高齢化などの問題で経営が難しくなっている医療機関について
取り上げてみました。
大都市でも一部の診療科や専門病院の経営が立ち行かなくなるケースが増
えており、地方では過疎化による経営問題だけでなく、医療スタッフ不足
による運営問題なども生じています。
特に中核病院ではスタッフ不足や高齢化による問題なども相俟って、かな
り深刻な状況となって統廃合を選択するケースが増えています。
公営だった病院も含めて例外ではなく、地域から病院そのものが消えると
いった深刻なケースも見受けられます。
今後もこうした状況が継続していくのか、今回は深刻な医療の実態を占っ
てみました。

写真は鑑定の結果となります。
左側が結果、右側が環境条件となります。

まず結果ですが、魔術師のカードの逆位置が出ています。
魔術師のカードの逆位置は混迷や無気力、空回りや消極的といった意味が
あります。
統廃合だけでなく、医療機関そのものが廃止されたり、経営譲渡されると
いったことは加速していきそうです。
すでにこの流れが止められないくらいの状況になっていることもあって、
人手不足や労働環境の改善といった問題も拍車をかけることになります。
特に看護師や医師の確保ができずに統合化を選択したり、地域でまとめて
医療を提供する形で週に何日かのみ開けるといったものが大きな病院でも
当たり前になります。
これは地方だけの話ではなく、大都市圏でも同様です。
一部の地域では物流・交通と同様に医療難民化する地域が都市圏でも目立
つことになります。
ただ、打つ手がない状況であり、仮に医師や看護師数を増やしたとしても
解決はできません。
特に地方では医療従事者の高齢化も深刻となります。
海外からの人材を入れることも環境や経済状況を考えると難しいこともあ
って抜本的な対応を取ることができず、大きく衰退していくことが予想さ
れます。

次に環境条件ですが、教皇のカードの正位置が出ています。
教皇のカードの正位置は連帯や協調、信頼や尊厳、法令や秩序、社会性や
思いやりといった意味があります。
物流・交通などと同様に賃金などを上げるなどの策では効果も上がらず、
抜本的な医療の在り方や医療提供水準の考え方などを大きく変えることが
重要となります。
おそらくは国単位での施策が求められますが、それは生活環境や経済体制
、更には国土開発(どちらかといえば維持)の様々な部分で医療も含めた
体制構築が必要になっています。
今まで何とかできていた形では維持はできず、補助金や一時的な支援策な
どでは大きく改善はできません。
また、災害やパンデミックの問題なども構造的に存在しており、ビジネス
の側面だけでなく、もっと大きな視点での考え方も変えざるを得なくなり
そうです。
全国一本化の医療費もおそらくは維持できず、地方格差なども生じたり、
設備投資が医療機関で難しくなることによる治療体制の劣化もあります。
すでに社会システムとしてどうするかを考える時期にあって、従来とは異
なる考え方も含めて議論が必要な状況です。
10年程度先にはかなり深刻な状況を迎えることになります。
今から検討すべき状況にあります。
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