面接での質問は最大の武器

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ビジネス・マーケティング
30代の転職希望者とのカウンセリングで判明したことがあります。

これまで数十社へ応募しているにも関わらず、一次選考が通らずかなりの苦戦を強いられていたのですが、先日ようやく選考を通過し面接に向かうことになったそうです。

実施した面接を振返ってもらいながら、面接官とのやり取りをお話し頂いている中で、「自分からはどのような質問をしたのか?」と尋ねてみました。
ところが、
「いえ、特に質問はしませんでした」との返答。
私は瞬間「え~っ?!」「なんで~」「もったいないな~」と思ってしまいました。

面接の最後には必ずと言って良いと思いますが
「何かご質問ありますか(ありませんか)?」と聞かれるはずです。

応募者のスタンスとしては、何かありませんか?と振られたら、

「よし来たぞ!」
「宣戦布告、こちらからの攻撃だ!」

のようなモードに変換しなくてはダメなんです。
それまでは散々向こうからの質問攻めにあっているのですから、次には自分の番なんですね。

面接は対等な場です!

もっとも、お金やお休みや時間(特に残業など)ばかりではいけません。
それ以上に、このビジネス・会社の将来へのビジョンや、入った際の自分のキャリアパスがどのように描けるのか? 社員に対してどのようなことを期待しているのか? など、積極的な前向きな質問を浴びせることが必須です。

ここで見せたいのは「意欲」であり「主体的な自分である」といった部分です。
相手目線に立てば、「この人を採用する価値(会社のメリット)があるのか?」となるわけですから、「自分の価値や有効性、そして期待感」をこれでもか、ぐらいにアピールしないでは、恐らく選考は通過しないと思ってください。

質問の時間は「自分のプレゼン」の時間と理解し、いくつかの質問事項をそろえておく必要があります。

補足すると
応募書類は  「プレゼン資料」
質問タイムは 「プレゼン実行」
です。

是非上記のことを念頭に、面接に臨んていただけたらと思います。


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