正しい犬用猫用ベッドの選び方とは?ドーム型ベッドの特徴

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はじめまして。
初めてブログを書き始めるのですが、プロフィールに記載している通り私はペット用の家具のブランドを立ち上げております。
いつもペット関連家具のデザインのご依頼を頂いているなかで、
「私が普段していることって皆さんたぶん知らないよね。。」
と思い、
今回私が作った作品のドーム型ペットハウスの紹介とともに皆様に役立つドーム型のペットハウスの選び方について説明したいと思います。

その前に私は”LAY(レイ)"というペット家具ブランドを立ち上げておりまして、
LAYはペットと人との住み方を研究し、従来のペット用品の先にある可能性についてデザインを通じて研究しております。

本記事では、ドーム型のペットハウスについて解説しながら、新しくデザインしたドームタイプのペットハウスについても紹介します!!
少しでもワンちゃんやネコちゃんが快適に過ごせるお家を見つければと思います。

ドーム型ベッドについて

ドームタイプのペット用ハウスは屋根がドーム状になっており、全体的に包まれている形です。
室内で使える犬小屋のような役割と考えてもらえれば分かりやすいと思います。
ドーム型以外にも角形や丸型などほかにもハウスの形があります。
ドームタイプはその中でも人気の高い形になります。


ドーム型ベッドの特徴や機能性

1.暖かい
ドーム型ハウスの内部はとても暖かいです。
周囲が屋根に囲われていることで、空気が内側に滞留します。
その為、ドーム内で温められた空気がハウスの中に残るので暖かく過ごすことができます。
野球のスタジアムも札幌とか寒い地域の球場は1年を通して寒い時間帯が他の地域よりも多いですよね?
実はドームタイプの球場にすることで、気温の調整がしやすくしています。

2.安心感
安心感を与えることはペットの飼育にとても重要です。
犬や猫にはそれぞれテリトリーが存在しています。いわば自分の縄張りのようなものです。
テリトリーがあると帰れる場所があると考え、リラックスして家庭内でも過ごしてくれます。
よく犬の家を掃除しようとして触ろうとすると過剰に反応させることはありませんか?
それは自分のテリトリーだからです。
なかでもドーム型は入り口以外は景色が見えないので、周囲を気にする範囲が少なく、リラックスしやすい環境と言えます。

3.ドームタイプのデメリット
ドーム型のペットハウスにメリットが多い一方で、デメリットもいくつかあります。
・においがこもりやすい
・夏場使いにくい
・通気性が悪い
・モコモコ系のデザインしかない
など基本的には風の流れや温度管理がデメリットとしてあげられます。
またハウスのデザインが同じような可愛い系のものが多く、バリエーションが少ないというのもデメリットとしてもあげられます。


新しいドーム型ペットハウスとは

ドーム型のベッドを調べる中で気付いたメリットやデメリットをもとに新しいドームタイプのペットハウス『dome』をデザインしました。
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1.通気性の確保

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従来のドーム型にはない通気性を得るため入り口部分だけではなく、後方部分にも開口を設けました。
空気の逃げ道を作ることが通気や換気をするために必要です。
なので、後方を開けることで空気の通り道を作りました。

2.オープンだけど包まれている感覚


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ドームタイプに重要な安心感を後方にも開口を開けながら実現させました。
通気性の為に開口を開けることで、従来のドーム型よりも包まれている感覚が薄れることが懸念されます。
そのため、後ろ側の屋根を少し長めに取っています。
正面からみるとほとんど分からないですよね?
しかし、横から見るときと後ろ側に木材を多めに使って屋根を伸ばしているのがわかると思います。
その為、犬や猫が入ると屋根が伸びて安心感のある奥側に座って、休めるようになります。

3.温度管理のしやすい設計
冬だけではなく夏でも使いやすいよう設計しました。
冬に犬や猫が日向ぼっこのように日差しのある場所をで寝ている光景をよく目にします。
それは室内温度が低くなる冬に、少しでも暖かい日差しのある場所を求めているからです。
市販のドーム型ハウスですと入口以外に開口が無い為、日差しが入り込みません。
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しかし、このdomeは季節による太陽光角度を計算して設計されています。
したがって日差しの強くて厳しい夏場の日射は遮り、
冬場の暖かい日光を取り込むように屋根の位置を調整しています。

これは季節によって太陽の高度が違うことで発生するズレを活かしています。
夏場は78度、冬場は30度の位置に太陽があるので、日本の気候に適したつくりにしています。

また、床はカットパイルカーペットを敷いており、肌触りやクッション性も保っいます。
夏場の冷房で冷え込みがちな体温を守ってくれる事も考慮してこの生地を選びました。


4.洗練されたデザイン
domeを作る中で気を付けていたことは、
「インテリアの中でも存在感を出せるデザインである」
ということです。

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・インテリアの中でペット用品だけが浮いてしまうケースであったり、
・部屋のインテリアを統一したのにペット用品だけテイストと違ったものになっている
といった市販のものの悩みを解消するデザイン性の高いベッドを製作しました。
LAYの商品は基本的にペット用のハウスでありながらそのデザインや素材、色味は建築家が建てた建物のように、
またアーティストが作ったオブジェであるかのようなペット用品を目指しています。
おうちやインテリアにこだわる方に向けて、
従来とは全く違う角度から動物の暮らしを追求したデザインのハウスになります。


まとめ

この記事では、ドーム型ベッドの特徴や選び方について解説しました。
ドーム型は比較的人気なペットハウスですが、犬や猫の習性や他のペット用品との兼ね合いを考えて、選ぶ際にはしっかりと検討する事をおすすめします。
価格やお手軽さを考えて市販のハウスを選ぶか
LAYのようなデザイン性や新たな機能性を重視して選ぶかなど、
愛犬、愛猫にとってベストな選択をしてあげてください。

LAYの商品に興味がある方は、「LAY ペット家具」と検索ください。

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