例えば、雨が降った時に、「あぁ、雨だ。最悪。」というのがジャッジだとしたら、「今、雨が降っている。私は悲しい。」とただ感じるのがノンジャッジメントだそうですが、
そのように言われると、私は、なかなかノンジャッジメントな感じ方はしていないなぁと感じています。
今日は、私が認定コーチをつとめる、トラストコーチングスクールのTRUST e-college(イーカレ)のカナダ在住の金城秀美コーチによるノンジャッジメントの講義でした。
この講義で印象的だったお話は、
人は“感情”をジャッジするというお話しでしたが、
その感情というのは、実は
・自分にとって心地良い
・自分にとって心地悪い
2種類しかないそうです。
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ノンジャッジメントとは、自分の中に湧き上がってくる「ジャッジメント」との関係性を変えること。
湧き上がってくるジャッジメントに飲み込まれないこと。
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そういわれると、結構一人で苦しい思いをしている時は、ジャッジメントに飲み込まれているかもしれないなぁと思いました。
本日、みなさんとお話ししている中で思い浮かべたのは、今朝の我が家での出来事。
主人に、「お風呂カビキラーしといて」
と言われて、私はカチーン!!!
なぜ、カチーンときたのか、冷静になって分析してみると
「私だってやろうと思っていた」
「なぜ、私がやらないとあかん」
「私だって仕事をしている」
「自分だってできるでしょ」
など、いろいろ出てくるのですが、
一番は、
「細やかな家事をできていない私を、否定された感じがした」からなのかもしれないなぁと。
おそらく、主人は、私を否定するつもりで言ったのではないし、
ただカビが目立っていたから言ったのだと思いますが、
言われた私は、「ジャッジされた」と思って腹がたったんだろうなぁと、今日の講義を受けて、改めて思いました。
秀美さん曰く、ジャッジにも2種類のジャッジがあるそうです。
① 【恥(shame)】
I am bad.
I am a mistake.
② 【罪悪感(guilt)】
I made a mistake.
I did something bad.
この違い、わかりますか?
② は事柄に焦点を当てているのに対して、①は自分の人格やアイデンティティをジャッジしています。①のジャッジを感じている時、人は孤独になりやすいそうです。
日本語では、主語を抜かすことが多いので、違いがよくわからなくなることもあるのですが、私の場合は、苦しくなっている時は、①のジャッジが活発に働いているときだなぁと感じました。
今回の講義のサブタイトルは、“コーチに必要な本当の勇気とは”。
秀美コーチは、幼少時代に性被害に遭われたことがあったり、女性のマスタベーションについての発信をされていたり。
今まで自分にとって恥ずかしいと思っていたことを、発信するようになってから、「実は私もなんです・・・」と、今まで誰にも言えなかったことを打ち明けてくださる方が増えたそうです。
自分にとって、「恥ずかしい」と思っていることを、話す勇気。
こちらがオープンにならないと、クライエントもオープンになれない。
オープンに、心からの想いを話す勇気が、コーチには求められているのかもしれないなぁと思いました。
人には言えない悩みを相談できるキャリアコンサルタント・コーチであるために、時と場所を考えながら、私もできる限り心からの想いを発信していきたいと思っています。