No.8 自己分析の方法

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ビジネス・マーケティング
こんばんは。
今日の夕飯は、ロースカツ・エビフライ・カキフライ弁当を食べました。
一緒にビールを飲みたかったですが、仕事が残っていたため断念。
最近は、「ヒューガルデン」というビールにはまっています。
すごくさっぱりしていて飲みやすい最強のビールです。
世間話しはこんなもんで、本題に入ります。
今回は、自己分析の方法についてまとめたいと思います。

・はじめに

転職を考えた時に、最初にしておきたいのが「自己分析」です。自己分析とは、自分の特徴や価値観を客観的に見極めることです。キャリアプランを決めるときや会社を選ぶ際、転職の面接対応などでも、自己分析が役立ちます。逆に言うのであれば、自己分析をちゃんとしないと、思うような転職には繋がらないということです。

本記事では、自己分析の方法について、強み・弱みの明確化や価値観の探求、情報収集が必要なことを紹介し、自己分析ツールについても取り上げます。

1.  強みと弱みの明確化

まずは、自分の強みと弱みを把握して、転職活動前に明らかにする必要があります。

・これまでの実績と経験を分析する
まずは、これまで積み重ねてきたキャリアや会社での実績・経験を分析します。
過去の経験等を思い出すだけではなく、それを言語化することが重要です。
会社で経験した業務や実感したこと、心掛けていたことなどを順に書き出しましょう。

・業界や業種、担当した業務内容
・職場の人間関係や関わり方
・会社に貢献したこと
・業務上の成功/失敗について
・欠勤や遅刻の有無
・会社で働いていたときのモチベーションの高さ
・保有する資格やスキル、ノウハウ

以上を思い返して、自分の強みと弱みを見極めます。性格や物事の捉え方、リーダーシップ・行動力を踏まえて強み・弱みを書き分けるのが理想です。社会人経験が長ければ長いほど大変ですが、頑張りましょう。

・周りからフィードバックを得る
自己分析をするときは、自分の中だけで評価を決めずに、周囲のフィードバックを得ることも重要です。本当に自分を客観的に見れる人間はそう多くはありません。自己フィルターをかけて、全部を良い方に捉えることも多いからです。

そこで、周囲に話を聞くことで、自己分析が正確にできているか客観的に判断をします。
「(私は)どんな人間だと思う?」
「(私の)長所や欠点は?」
「仕事での人物像を教えて?」

周りからフィードバックを得て自己分析をしておけば、先述の強み・弱みもより明確化できます。つまり、分析内容を客観的に補完して、転職時のさまざまな場面に応用が可能です。

2. 価値観の探求

転職をする人の中には、新しい会社にやりがいを求めることがありますよね。ここでは、自己分析で見つかる価値観の探求についての方法を説明します。

・「生きがい」や「やりがい」を探る
転職の自己分析では、転職するきっかけとなった出来事や思い出(感じたこと)を具体的に書き出して、生きがい・やりがいを探ります。人によって価値観はさまざまです。

生きがい・やりがいを仕事に求める人の多くは、新たなチャレンジの場として新天地となる会社を探しています。以下のような問いに自分で答えて、生きがいややりがいを見つめ直しましょう。

・なぜ転職しようと思ったのか?
・転職後はどんなビジョンを見据えているのか?
・自分にとって仕事の何が大事なのか?

その会社でやりたいこと、自分の人生にその仕事がどう関わってくるのか、具体的なことまで考えておくのが大切です。

・妥協できない点を明確にする
転職活動では、必ずしも個人の希望を会社がすべて叶えることはできません。したがって、会社にどこまで自分の希望を求めるかは、決めておく必要があります。妥協できない点を決めて、自分で線引きするのです。
転職採用で基準となりやすいのが以下の項目です。

・業務内容(●●をしたい、●●はしたくない)
・収入(前職以下の水準にならないこと)
・労働環境(時間・職場関係・社風など)
・福利厚生
・勤務地(転勤の有無も)

価値観に照らして、自分にとって何が大事で「どこまでなら妥協できるのか」を明らかにしましょう。

3. 自分が目指すキャリアを歩む人から情報収集

転職の際に、どのようなキャリアを歩むかは、その人がなりたい将来像によって異なります。しかし、一度もまだそのキャリアの終着点にたどりついたことがないため、自分一人では具体的なキャリアプランを決めることが難しいのも事実です。そこで有効なのが、先人からの情報収集です。

・ロールモデルの研究をする
キャリアプランを決めるためには、すでにその会社で働いている人や理想とする将来像と一致する人が打ち出したキャリアを参考にして分析します。これをロールモデルの研究と言います。

目指すべきロールモデルがすでにあれば、それを真似てプランを組み立てるだけで自分のロールモデルになります。
まずは真似をしてみるという姿勢も大事です。

・業界の人と話す機会を得る
転職のためにキャリア情報が欲しいときは、すでに業界で活躍する人と話すことも重要です。最近では気軽に話し合いの場を持てる取り組みを企業が行っていることもあります。転職活動の支援するサービスなどに登録して、気軽に話を聞いてみるのも良いでしょう。
ココナラ上にも転職相談サービスが多くあるので、それを活用いただくのも一つの手です。

4.  自己分析ツールの活用

自己分析は、これまで解説したように自分で書き出して分析し、見つけ出すことはできます。しかし、我流の方法で自分に向き合って、何かを分析するのはなかなか難しいという場合もあるでしょう。

そこで、おすすめなのが自己分析ツールの活用です。自己分析ツールでは出された質問で自分の長所・短所や価値観がわかります。
以下に、おすすめの自己分析ツールを2つ取り上げます。

①自己分析ツール「AnalyzeU+」

OfferBoxで提供している「AnalyzeU+」は、100万人の診断結果に基づいて自己分析が出来る自己分析ツールです。
全部で28項目の調査から自分の長所・短所や価値観を明らかにできます。診断を通じて「社会人基礎力」「次世代リーダー力」「職種適性」などがわかる仕組みです。

質問数は全部で251問とかなり詳しいデータが得られます。これだけの項目を調べるのに20分程度の時間で済みます。

結果は主体性の項目など、0~5のグラフで視覚的に表示され、どの項目が「強み」かどうかもすぐにわかります。

②自己分析ツール「適性検査GPS」

適性検査GPSは、株式会社ベネッセi-キャリアが就活者向けに提供している自己診断ツールです。採用で重視されている「思考力」や「パーソナリティ」を測定できるのが特徴です。

これまでは「基礎能力検査」でわかる基本的な能力だけでしたが、思考力を問うことでロジカルシンキングに必要な評価を「音声・動画、テキスト問題」(45分35問)で判定します。

パーソナリティ(10分23問)では、ストレスへの対応力やリーダーシップ、協力作業のコミュニケーション能力などが、結果としてわかります。転職活動により実践的で、企業との相性などもわかるツールです。

5.終わりに

今回は、転職における自己分析の方法について、具体的にさまざまなアプローチから解説しました。

転職では自己分析の内容を会社に提出することはありません。しかし、応募書類や面接の段階で自己分析をしたことが、結果として大きな差につながることもよくあります。

分析があまり得意でない人も、自己分析ツールを活用することで短時間に詳しく自己分析が行えます。ぜひ、ツールの活用を検討してみましょう。

自己分析を含め、応募書類の作成、面接対策等でお困りの方はぜひお声がけください。


以上、ご覧いただきありがとうございました。
中条

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