初心者は品詞を理解すると解ける謎がたくさんある

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初心者の方が楽しく英語を勉強しているとぶち当たる壁、


それは、日本語。


日本語難しいんですよ。
副詞とか名詞とかなんとか代名詞とか言われても、文字は読めても何言ってるのかわからないアルな方いませんか?
私もそうでした。


そんなあなたは、まず第一歩で品詞の役割を日本語で理解しましょう


今日のお話は
品詞の役割を理解することの重要性
についてです。


品詞の説明はしませんので悪しからず…

このアイディアは英語初心者の方に向けての学習方法ですが、
ぜひ中級者の方も理解度を確認してみてくださいね。
今後の英語学習のヒントになるはずです!




単語には形ごとに名前がある




単語には形や役割があり、それによって名前がついています。

名詞とか、動詞とか呼ぶやつです。
それを総括して品詞と呼びます。
日本語にもありますね。

日本語では10種なのですが、
英語の品詞は通常8種類に分けられます。
そして英語には日本語ほどの複雑怪奇な活用はありません。
ナイスですね。ここですでに複雑さ回避。

8種の品詞は
名詞、代名詞、形容詞、副詞、動詞、前置詞、接続詞、間投詞
と呼ばれています。


さて、この中でわからない言葉はありますか?
いや、言葉はわかるけど・意味がわからない・それぞれの違いがわからない?文の中でどんな役割をしているのかわからない?

当てはまる方はググってください。(雑)

これは日本語辞典の仕事なので割愛します。



ググりました?わあ、ありがとうございます!では本題に移ります。




品詞の役割を理解することはなぜ重要なのか



なぜなら、
文章は文法というルールにのっとってパズルの様に当てはめることで文になるからです。


日本語では自然に、意味の通じる文章に組み立てられていても、
英語は語順が違うので新しいルールを覚えなければなりません。


そして文法ルールは品詞を使って説明されます。

主語+動詞+目的語? 
ふむふむ主語は名詞や代名詞、動名詞による名詞節などで形成される…ふむふむ???

品詞の意味がわからなければ、説明されてもわからないのは当たり前です。



さらにこの役割の品詞はここって場所が決まっています
そこに当てはまる語・当てはまらない語を理解するのとしないのでは
大きく英語力に差がつくのです。

私たちはネイティブですから、多少の間違いがあっても日本語は理解できます。

多少の間違いがあっても、日本語は理解できます。私たちはネイティブですから。

多少の日本語があっても、私たちは間違いからですネイティブ。理解はできま……


せん。


最後の様な文法ルールと品詞の種類を無視した文を避けるためには、形は重要なのです。




品詞の形を理解したら、実際にどう役立つのか




では、突然ですが( )の中にはどの品詞が当てはめられると思いますか?


A friend of mine gave me a ( ) nice book. 

A: real (形容詞)
B: really (副詞)
C: realize (動詞)
D: realistic (形容詞)


品詞の形と文法ルールのみで判断して解いてみましょう。


()内がなくても、実はこの文は形として完成しています。

これがヒントになります。
すでにメインの動詞はがありますので、
まずCの動詞の原型はなくなります。


あとの3つは形容詞も副詞も修飾する言葉なのでオマケですね。あってもなくても最悪通じるという特徴があります。この中から答えを選ぶべきです。


a nice book は良い本
Niceは形容詞です。
形容詞は名詞の前にいくつも並べることができますが、Niceとreal,realistic を比べた時に、意見を先に・事実を後に置くべきという形容詞並べ方ルールに合いません。AとDは無くなります。


残りはB a really nice book
副詞は目的によりいろんなところに置けます。場所を変えて強調につかったりもできます。

Bが正解です。


もちろん意味を考えればreallyが適切だろうと導けますが、
もしこれがよく知らない単語だった時は、どうですか?

品詞の形のみで判断材料になることは大きいです。





また、他にはどのように活かせるでしょうか?




読む時よりも書くときに発揮されるこの力




品詞の種類を理解したので、文法がよりわかるようになりました。

そしてこの二つがより発揮されるのは、実は文を読む時よりも書くときです。
これは英語の文を作る上で不可欠な力なのです。

文法の理解度によって
シンプルな文にどんどん足してディテールのある文にできます。


Friend, book, give, me
単語だけ。左から名詞、名詞、動詞、代名詞
A friend gave me a book. 
文法に当てはめました。しんぷる。最低限何が起こったかわかりますね。
A friend of mine gave me a nice book.
形容詞を名詞の前に置きました。良い本をもらったのね。
A good friend of mine gave me a really nice book yesterday.
副詞のreallyとyesterdayを追加。めっちゃ良い本を昨日もらったのね
A good friend of mine gave me a really nice story book yesterday. We talked about it last time. 
色々追加。物語の本ね、以前にその本について話してたんだ。
A good friend of mine gave me a really nice story book that we talked about how it is
fun last time then she brought it to school for me yesterday bla bla bla ....
えっと、…めっちゃ話すやん。


となります。

このように文章の肉付けは文法ルールにのっとって行われますから、どんどん文章を詳しくできちゃいます。


文章はボキャブラリー(単語力)に左右されると思われがちですが、それだけではありません。

ライティングでもスピーキングでも、文章が作れなくて迷える子羊している方は、まずは品詞の理解→文法の理解とステップを踏み直してみてください。

簡単な単語だけでも長い文章・ディテールのある文章はできます。
あなたの作れる文章のレベルが、品詞・文法の理解度と言っても過言ではないと思います。




品詞の理解は大切なベースの能力




あなたの英語は試験でハイスコアを取ったり勉強することで満足するためだけの物ですか?
英語を勉強するのは試験を突破したいのはその先で使いたいからですね。

コミュニケーションとしての英語を考えた時、
「言いたいことが意図したように伝わる」ことの重要性はもちろん、
「話が楽しく、おしゃべりが止まらない」ことの実現には
こういったベースの能力が不可欠です。


英語学習のなかで壁にぶち当たっている方、理解を深めたい方、
品詞』をもう一度整理してみることをおすすめします。
解ける謎がたくさんありますよ!






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