9やる?やらない?地域の役員!

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こんにちは。
美佳による「寺子屋スクール」は縮めて「みかてら」です!
「みかてら」は
「嫁塾」(ココナラで公開中)
「母塾」(ココナラで公開準備中)
「妻塾」(未定)
「夢塾」(未定)
の4本立てですが、今回はここ、ココナラブログで「母塾」を開催します。
全10回シリーズとなりますので、ご期待くださいね。
7300日(20年)の認知症義母との同居しつつ、3人の娘たちはティーンエイジャーになりつつあり、その家族との間で様々に気付いたことを「母塾」にまとめました。
では、開講しま~す!

PTA役員はやる?やらない?

私自身、PTAに対しては「やってみないとわからない分野」でした。なぜかというと、PTAに入らない選択も出来てきたからです。良いものなのか?悪いものなのか?どういう判断基準をしたらよいのか?考えますよね。

そういう時に私が一番必要だと思うのは、表面的に見て判断する、ということが一番もったいない考え方、捉え方名のではないかと思っています。
「PTAに選出されてしまうと、自分の時間がとられてしまう」
とか
「仕事があるから」
とか
「家族に反対されるから」
とか、いろいろ私も考えました。

ただ、お子さんが小さい時、小学生の上のお子さんと下のお子さんが赤ちゃん、というようなご家庭もあると思います。そういう時は手のかかるお子さんがいるご家庭が無理してPTAをやるものではないと思っていました。

そのくらいの判断基準しかない状況で、「いつかは自分のためにもPTAはすべき」と思っていました。だいたい子供達がこのくらいの年齢だと、自分はどの位動けるから、、、と10年単位で計画をたてていたことがありましたが、なんと、その計画の誤差1年くらいでPTAのお話が来ました。

しかも、600世帯くらいの自治体の会計役をやっていて、「ようやくこの地域のお役目が終わる!」と思っていたら、自分で立候補するでもなく、複数名からの推薦ということでPTAの本部役員のお話がありました。

義母外出しようとするごとに外出の理由や外出先を問いただしてくることに辟易していたので、お役をもらって外に出られる状態というのは私にとっては自由の扉を開いたように思えました。だからこそ自治会役員を終えて、そのままお話をいただいたPTA本部役員を引き受けることにしました。

「いずれやろうと思っていた」のであれば、お話があった時に受けてしまった方がいいかな、というのと、自治会の会計で毎月定例会に行ったりしていたので、家族も「ママは出かけるもの」と思うようになっている今だから出来るかもしれない、という思いもありました。

ヘナヘナな自分にはお役が必要だった

あとは、私が出かけることに関して、義母が玄関先で「どこに行くの?」「何時に帰ってくるの?」「なにしに行くの?」「働け!」と怒鳴ることがあり、外に出づらくなっていたのを、ようやく自治会役員で出かけるようになっていたので、その流れで出ることにした方がいいかな、と思っていました。

自治会役員も、学校のPTAも同じくくりかもしれません。地域や学校のためのボランティアです。だから「任意の加入」とはいっても、自治会費を払っていないから、あのお宅のゴミは回収しない、ってことは出来ないですよね。ご本人が自治会費を払わないけれど、ゴミ収集所に置いていくなら、回収されます。またPTAに加入しないなら、「あのお宅はPTA会費を払っていないから、お子さんは記念品無しで」ということで良いのでしたっけ?

自治会役員を1年、小学校の本部役員を2年(会計1年、副会長1年)をしてきて、なんと来年度は中学校の役員さんを引き受けました。常置役員で、そんなに負担がないものにさせていただきましたが。

そうやってやってみて思うのは、「やらないで済ませようとする人はやらないで済ませていく」ということです。もちろん個人の自由なので、そういう考え方があっても良いと思います。

ただ、今私が色々お役をやってみて思うのは、「やらないよりやったほうが断然良い」ということです。その理由は色々ありますが、例えば、自治会で会計をやらせていただいたことで、自治会費の使い方を学びました。結構、地域に還元しているということが分かったり、決められた方法で公園の掃除をすることで市から「委託費」が入っていたり、そういうお金の流れを見ることができました。また会長さんと話をして、とてもお話の上手な方でした。実はこの方がどういう方かわかったのは、役員として一緒に市の会議に出た時でした。教育委員の人や、小学校の校長、教頭先生が「○○先生!」と言って嬉しそうに挨拶をされていたことに驚いたり。

つまり、さまざまな経歴の方とご一緒する機会があり、普段なら話すことの内容な方々と話すことが出来たことはとても良い経験だったと思います。
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役員をすることで少しずつ自信を取り戻せた

それと同時にPTAの本部役員は確かに大変でした。ただ、集まる機会を少なくし、「出来る人ができることを」ということで、最初の会計の仕事はほぼ一人でやっていました。それまで紙でお金の出し入れをノートに手書きしていたものを、自治会で身に着けたパソコンでの管理にかえ、出納長をエクセルという表計算ソフト上に作ったので、一元管理ができ、時間も節約できるように変えました。

どんなところでも自分ができることをすることで、役に立てる、そんな自信がついた感じがします。あと、「PTAは大変」とただ時間を取られる、という形で見てほしくないな、と思うところがあります。だから「PTAはすべきでない」という短絡的な考え方はもったいないと思います。

でも、だからといってPTAの運営方法には多々問題点があることも確かです。もっと効率的にできる方法があるはずなのですが、学校の先生側の考え方が変わらない為、PTAの活動がしづらい環境にあることは声を大にして言いたいことです。これは学校の先生方に「PTAさんにはお世話になって本当に有難いです」というなら、もっと効率の良い方法を提案しているのだから、それを考慮に入れてもらえてもいいのではないかと思います。

先生の世界は私がいろいろな職場を経験し、今、自営業としてやり始めて思いますが、閉鎖された空間にみえます。学校を卒業した人が、そのまま学校に務めるのだから致し方がないというのはあると思います。でも、そういう古式ゆかしいやり方の先生が多いから、子供達も不登校になってしまうのではないかとも思うのです。

不登校については別途書きましたので、ここでは触れませんが、先生方のご配慮には感謝していて、我が家の娘が不登校になって、私が学生時代には絶対に考えられない特別配慮をしていただきましたので、本当に感謝しています。でも、それは根本的な解決になってはいないということも言えるということだけこちらに書かせていただきます。

地域のことを知るチャンス!

あとPTAで思うことは、「自分の時間がとられる」「なぜ自分だけが」と思いがちですが、お子さんが難病であったり、特殊な状況でない限り、「子供は多くの人の目で見る」ということが親にとっても子供にとっても良い環境だと思っています。それでいうと、PTAで活動することにより、どれだけ地域の人たちが学校について自治体活動を通して協力し、子供に気を配っているかを知ることができますし、PTAを通して地域の活動にも協力をしていることがわかります。

人は一人では生きられないし、一人で生きようとすることがそもそも間違っているのではないかと思う時があります。それならば、一人で生きるのではなく、自分ができることをして、周囲に貢献することで、自分の子供が困った時に誰かに助けてもらったり、というなんというか、エネルギーの循環と読んでいる状況を作っていくとよいのではないかと思います。

その良いエネルギーはまず自分から動くことが原則のようです。いつでも受け取ろうとするとなぜか受け取れません。でも与えようとすると勝手に与えられます。だから、「PTAは大変だからやらない」のではなく、「出来るところでPTAに貢献する」で良いのではないでしょうか?

0か100かではなく、1~99までの間で自分のできるところで貢献するだけで良いように思います。私が1年自治会役員、2年小学校PTA本部役員をして、また来年度1年間中学のPTAをするにあたり、この開業して仕事が忙しい折、義母が認知症で世話が必要な折、娘が1人不登校に加えて、もう一人不登校になりつつある折、なんでPTAをやるのかというと、「お声がけていただいたので、出来るところでやる」という事をしているだけです。

役員をすると子供の世界と近くなる

あと、面白いお話を1つ。幼稚園の時、クラス役員をしました。三女のクラス役員でした。その時三女は幼稚園に行きたがらず、駄々をこねていました。また行き違いからクラスの子に殴られて精神的に参ってしまい、ずる休みをさせたこともあります。

クラス委員で幼稚園に良くいくことで娘の様子をよく見ることができた良い経験でした。次に小学校のPTAをしていた時、次女が学校にいけなくなり、私が次女を送り迎えして学校に行った時、PTAの作業をついでにやる、時には次女に印刷物を封筒に畳んで入れる作業を手伝ってもらったりして、結局、娘と話す時間をとり、娘の思いに寄り添うことが出来たように思います。

また、来年度PTAをしようとするとき、今度は長女が学校にいけなくなっていて、よく話を聞いたり、家に居るので、ちょっとしたことを話したりするようになっています。私にとってPTAや役員をすることは、子供と今までになかったやり取りや関係性を築くきっかけになっているようにも思います。

色々な考え方があっていいと思うし、そもそも色々な感じ方、考え方があると思います。だからこそ、自分の中に判断基準がないと辛い世の中になっていくのではないかと危惧します。それに一番いいのは、「自分で経験し、自分で考える事」だと思います。これはそのまま言葉にしなくても子供に伝わります。

子供はお母さんが大好きです。そして言葉で伝える事よりも、言葉でないことの方が知らないうちに伝わっています。

だから、親の姿勢が大切なんじゃないかと思います。「不登校」という選択をする子供達には、学校は受け皿として難しくなります。それなら、親が我が子の選択に寄り添う必要がでてきます。そうやって親と子二人三脚で、模索していくことで、新しい考え方や価値観を共有できるということは素晴らしいことだと思います。

学校は人生の勉強に置いて選択肢のうちの一つ、そんな風に思っています。PTAもやってもやらなくても良いことだと思います。ただ、自分がなにか働きかけるきっかけ、という意味においては、とても有効です。PTAで学校に行った時、子供達もお友達が「〇〇ちゃんのママ!」と遠くから声個変えてくれたりしました。そうやって自分の子も子供の周りの子もみんな同じように「地域の子」として大切であり、みんなで子供達を見て、みんなで育てる、そういう姿勢はあっても良いのではないかと思います。

PTAと学校の先生方も変容は必須

ただ、やっぱりPTA本部役員をして思うのは、「無駄が多い」事です。それは今後の課題です。例えば、先生が居る時でないと印刷作業ができないとか。昼間学校に行かないと作業できない典型例です。働いているなら、仕事を休んでPTAの作業をしなくてはならない、というのはやはり保護者にとって「ハードルが高い」し、「PTAやりたくない」という原因になります。余暇の範囲でできるのであれば、それだけ「自分の時間の許す範囲内で出来るなら」とPTAの役員をやってもいいという人ももう少し増えるのではないかと考えます。

お知らせ等の文面の先生方のチェックは電子データでのやり取りではできないのか?
土曜日の印刷作業はダメなのか?
そもそも紙でお知らせ配布でないとだめなのか?
または電子メールサービスなどでのPTAの報告やお知らせの配布はできないのか?

先生方の働き方や考え方が変わらない限り、PTAがやりづらく、保護者の時間の許す範囲内でお手伝いできるような「誰でもできるお手伝い」のようなPTAにはいつまでたっても変革できないということになります。私も2年やっただけでは、作業を覚えるだけで精一杯になり、効率的に変えていくところまでは手が回りませんでした。

でも、学校の先生と話が進まない、教育委員との話が進まない、というのはやはり変えていかないといけないということは保護者として思うところです。そこが改善させることでもっと沢山の保護者が「お手伝いしてもいいかな」と思える環境づくりは絶対に必要だと考えています。

コロナは色々な意味で変容を後押し!

PTAを全くなくすことも考えてみました。そしてこのコロナのパンデミックでいろいろな行事自体が難しくなりました。三密という形で、人が集まること自体をやめることで感染を未然に防止する風潮がたかまった2020年度の学校行事はことごとくなくなり、その分PTAの活動も緩やかになったようでした。

学校で行事をし、子供達が楽しめる環境を地域が介入しようとすることで、学校も楽になり、子供たちが楽しめ、地域がお手伝いできる、三方向良しという理想にはまだまだ遠いと思います。ただ、今回のコロナのパンデミックでは、いろいろな常識や社会通念が変わってきているので、それと同時にPTAも変わっていくのではないかと思います。

PTAの本部役員をしていると、地域とのかかわりがあることを知ることとなりました。地域とのかかわりというのは、住んでいる自治体で組織している町内会のような仕組みです。市内に沢山の自治体があり、私もPTA役員をする前に、600世帯位で7町内会を統合したような自治体の会計を1年勤めましたが、やはりPTAと同じように町内会や自治体に参加すること自体を拒否する方々も多くいました。

そういう方々は独居世帯で、班長や会長などのお役をもらっても動けないから、というような内容でしたが、実際独居世帯の人ほど、周りとの連携をとっていった方がよく、自宅のゴミ出しひとつについても、自治体や町内会に所属しなければ、自宅のゴミを自分で処理しないといけないということになります。

でも、「自治体や町内会は自分にとって大変なことばかりでメリットがない」という目で見ると、「加入はメリットがないからやめる」ということになると思いますが、よく考えると、自治会費を払うことで、家庭ごみ問題も、防犯の問題も、自分が住んでいる地域に対して、間接的に貢献出来ていると思うのです。

それを全くやめてしまったとしたらどうなのでしょうか?私が自治会の会計をやっていた時も、独居のお年寄りは「班長ができないから」という理由で自治会に入らない選択をしたという話をよく聞きました。それと同時に「そういう人こそ自治会にはいって周りとのつながりを持ってほしい」というのはやはり、何かあった時に気持ち良く手を貸すことができる最低限の繋がりなのではないかと思います。

生き方考え方が現れるボランティア的仕事である

人の判断なので、「もう経済的にも、労力としても、体力的にも今は無理」と判断されたのだと思いますが、本来はどうなのかと考えると、私は地域への間接的な貢献は一人一人の個人にとって必要な事なのではないかと思います。体力が無くて貢献できないなら、もっと仕事量をへらし、高齢者でもできるような仕事量を考える必要があると思います。

自治体の会計役を1年、小学校でのPTA本部役員2年、中学校でのPTA役員をまた1年引き受けましたが、それは私が地域への貢献として目立つものではありませんが、エネルギーの循環として自分がで居ることを出来る範囲内ですることという意味でやらせていただいています。

「責任だからやる、または出来ない」という考え方ではなく、「地域への貢献として自分ができることを探す」という感覚で良いのではないかと思いますし、もしそういう「出来る範囲で」ということが叶わないなら、当然できない事も出てくると思うので、誰でもできるように変えていかないといけない分野ではあると今いろいろ経験してみて思います。

もしかして必要?かもしれないあなたへ♪

子供のことが気になるけれど、なかなか理解できない💦
そんな風に思うことありませんか?

大切に育ててきたけど、「あれ、この子が考えていることわからないかも💦」そんな風に焦ることはありませんか?

子供は大人が思う以上によく状況を理解していて、分かっているからこそ一人で苦しんでいることがあります。親も子もお互いを理解する時間も術もないと本当に理解しているようで、お互いがお互いの想いをぶつけるだけの不毛な関係になっていきます。

そういう時、まずはお母さんご自身の想いを何らかの形で吐き出したら良いと思います。なにか、断片的に頭の中にある言葉をメモ帳に書き出すだけでもスッキリすることがあります。日記を書いたことがある人は、日記を書いてみると、客観的に自分を見つめることができて、楽になることがあります。

そして自分で書き出すだけだと、「じゃその先はどうしたらいいの?」が出てこない時があります。だって親だって教えれもらっていないですから、それはお母さんのせいじゃないと思います。

かつての私もそうでした。両親や親せき、学校の先生、会社の上司、同僚から学んだことの中だけで暮らしていました。でもその知識や経験だけではどうしても解決できないことが山のように押し寄せ、自らメンターを探し、学びに行き、心理学、脳科学などを身につけました。

そして、子供や夫、同居の義母に対しても応用していくことにより、本当に自分が楽になり、もちろん問題が一つ解決してもまた問題が起こります。でもその都度その都度諦めず、問題を一緒に解決することで心穏やかに楽しく暮らすことができています。

その経験からお話を聞いて、アドバイスできるのではないかと思い、サービスを始めることにしました。

よかったらこちらからご相談下さい。こちらのサービスは実際に話すことは致しません。文字での情報となりますので、気楽な気持ちでメッセージ頂ければ、と思っています。


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