7子供の声でママが変わる!

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こんにちは。
美佳による「寺子屋スクール」は縮めて「みかてら」です!
「みかてら」は
「嫁塾」(ココナラで公開中)
「母塾」(ココナラで公開準備中)
「妻塾」(未定)
「夢塾」(未定)
の4本立てですが、今回はここ、ココナラブログで「母塾」を開催します。
全10回シリーズとなりますので、ご期待くださいね。
7300日(20年)の認知症義母との同居しつつ、3人の娘たちはティーンエイジャーになりつつあり、その家族との間で様々に気付いたことを「母塾」にまとめました。
では、開講しま~す!

子供を通して地域を知る

私は公立の小学校から高校に行き勉強してきたので、それ以外の選択肢は考えたことがありませんでした。自分がやってきたこと以外のことに目を向けるというのはなかなか難しいことかのしれないです。

でも、自分の範囲を超えるというのは、自分の子供とのやり取りの中では必要になってくるということも感じています。双子の長女と次女が「学校に行かない」という選択をして、何がどうなっているのか、色々な対応をしてきました。

学校に対しては、保護者としてPTAの本部役員を務めることで、学校の先生方と保護者として密にかかわるということもさえていただきました。これも子供が学校にお世話にならなければかかわりが持てなかったと思うし、現在PTAについては「任意加入」ということで、いろいろな見方が出てきているところです。

PTAについて、また地域の自治会などについては別途考えをまとめるので、そちらをご覧ください。

ここでは、学校の先生方と子供達について私が感じたことをお伝えしたいと思っています。普通の保護者で授業参観やイベントで子供を見に行く保護者の目線だけでなく、PTAの役員となると、先生方との連携や、実際に運動会や学校のお祭りなどの運営で縁の下の力持ち的な動きを任されます。またお祭りの時や、普段のルーティンでも地域の自治体で組織しているような委員の方々との連携をとることもあり、色々なところで様々な人が取り組みをしていることは今まで知らなかった事でした。

なので、公立小学校の子供達が、「お役目」ではあると思いますが、地域の方々から見守られて安全安心で学校生活を送れるような仕組みが作られているということも改めて知ったという感じです。

PTA役員をして改めて思ったこと

また学校というのは特殊と言えば特殊な社会で、まず、大多数の職員は教員の方々ですが、彼らの多くは学校を卒業後、特に他の企業に携わることなく、学校という教育機関での仕事をすることになります。ですので、私もPTAの役員になるまであまり考えていませんでしたが、学校の教員になる方々はあまり他の世界を見ていないということも教えていただきました。

校長先生は当時女性の校長先生で、とてもフレンドリーで勉強家で、生徒の名前をよく覚えて下さり、保護者からも卒業した子供達の名前もよく覚えているということで、非常に人気のある先生でした。でもその校長先生と話してみると、市外に出て生活したことがない、とおっしゃっていて、当たり前ではあると思いますが、小学校の教諭は市内での異動になりますので、市外に出ることはないですよね。そういう意味で、クローズされた世界という感じがします。

それはパソコンも個人情報保護の観点もあると思うのですが、外部との接触をなるべく切っていたり、だからこそ、PTAからの配布物の内容チェックについても、電子データでのやり取りだったらわざわざ学校に行かなくても良いのではないかと思います。でも、効率を重視するか、安全を重視するかという場合、どうしても安全を重視になるのだと理解しています。難しいところですよね。

親になり、子供が学校に行くようになり、自分がPTAの本部役員を務めさせていただくと、保護者という立場、PTAという立場から学校を見るようになりました。また子供が「学校に行かない」という選択をして、また違う見方で学校を眺めるようになりました。

子供達が体を張って教えてくれたこと

次女が「学校に行かない」というようになってから、「学校ってなんだろう?」と考えるようになりました。私自身は公立の小学校、中学校、高校を経てきていますので、学校というのは「当然行くもの」だと思っていました。

当時、小学校5年生だった娘は、「給食が食べられない腹痛」が始まって、早退を繰り返し、お休みを繰り返すようになって学校にいけなくなりました。それは6子供の心を聞くチャンス!で伝えています。

6子供の心を聞くチャンス!
https://coconala.com/mypage/blogs/edit/93948

そして次女でいろいろなことに気づかせていただき、今度は長女が「学校に行かない選択」をしようとしています。ただ、これは娘が選んだというより、私が学校に行かない選択を提示したという形です。

子供は色々な個性があります。なので、全面的に自分の思いを伝えられる子もいれば、自分の気持ちや思いを伝えることができない子もいます。そういう思いを伝えられない子供達は「伝えたいけど、何らかの障害があって、自分の思いを伝えてはいけない」と思っています。そういう子供達は、すごく辛い思いをしている子供が多く、自傷行為を繰り返したりしています。

長女もリストカットではないのですが、右手でシャーペンを持ち、左手に刺すということをしていました。やめさせようとしても言葉ではやめられないのですね。恐らく心が痛くて、その心の痛みを越える痛みを与えることで少し痛みを忘れるというか、痛みが緩和されるように思えるのではないかと思います。

思えば、長女の場合はその自傷行為がサインではあったのですが、長女自身は「学校には行くべきものだ」というがっちりとしたルールがあって、それで自分を縛っていたのだと思います。だから自分のルールから逃れられず、自傷行為を繰り返すしかやり方がわからなかったのだと思います。

だんだんと目に力がなくなってきて、中学2年の3学期の期末テスト直前に、私の方から「学校に行くのはやめたら?」と伝えました。もう普通高校に行くのは難しいかもしれないけれど、命を絶ってしまうよりも、今学校にいくのを少しやめてみて、ゆっくり考えてみたら、何かいい方法がみつかるかもしれない。そんな風に思いました。

だから、子供は何かしらサインを出しています。その時に、その子供が出すサイン自体がわからなかったら問題がありますが、一番多いのは「子供が出すサインに対してどう対応したらいいかわからない」ということなのではないかと思います。

子供声に答えられない親だった

私自身もそうでした。はっきりと子供が「学校に行かない」と言っても周りの義理両親のことを気にしたり、近所の人々の目を気にしたりしていました。「学校に行かないのは悪い事」という思いが強かったです。

でも、今は「学校は人生で学べるうちの学習や人間関係などの学びの方法の一つ」と思っています。だから、学校にいける子は行ったらいいと思うし、いけなかったら行かなければいいと思っています。娘が不登校でどう学校と接したらよいか考えていましたが、最近の公立学校も不登校の子供に対して、とても寛大で、一人一人の対応をしてくださっていると思います。

私が子供だった頃とはかなり違っていると思います。それは多くの子供達が「不登校」を選ぶという状況と選択肢となる学校以外の場所が少しずつ増えてきたということもあると思います。そして、私自身が「うちの子はね、学校に行っていないのよ」というと、「うちもなのよ」というママさんがとても多いと感じます。

そういうママさんは、私と同じで学校に行かない事は悪いことだと思っていて、お子さんが学校に行かないことを憂いているという方が多いと思います。だからそういうお母さんたちとなるべく接点を作り、LINEで繋がったりしてお話をするようにしているのですが、「お子さんの目線で話をしてほしい」と思っています。

学校が全てではないし、でも学校がダメなわけでもない。学校は学ぶことができる施設の一つであり、そこは日本の政府も認めているし、自治体もPTAを通しながら見てくれている、非常に保護者としては安心安全な仕組みが整っている施設です。でも、それ以上でもそれ以下でもないです。

これはお母さんの考え方が変わらないと、お子さんに対しても対応が変わらないと思います。そしてお子さんが「学校が嫌だ」「学校に行かない」と思う気持ちを理解すると同時に、お母さんご自身も学校に対しての見方を考えてみる機会をお子さんがくれたという風に考えてみた欲しいと思っています。お子さんが「学校が嫌だ」という時には「なんで学校に行かないの?」というのではなく、「学校の何が嫌なのか?」聞いてあげてほしいと思います。

子供と一緒に考える柔軟性が必要

また、お子さんが「学校が嫌だ」という時、何か思いを持っているのだと思います。普通に何も考えていなければ、學校はある意味楽しいところだと思います。でも、そのお子さんに合わないところがあるんだと思いますので、そこがどこなのか、聞いてあげることで、もしかしたら学校の授業に出なければ学校に行きたいのかもしれないし、クラスに入らないで、別室だったら行けるのかもしれないです。

お子さんが「学校に行かない」という場合には、お母さんの気持ちが反映していることがあるというのも私自身の経験からも思います。気持ちは不思議と通じています。お子さんが不安になっている時は、お母さんが不安要因を持っていたりします。そういう場合はお子さんを「どうしたら學校に活かせることができるか?」ということ以上に、お母さんご自身に「無理している」とか「苦しんでいる」というネガティブな気持ちがないか自分の心との対話をしていただけたら、と思います。

私の場合は私と義母の関係が非常に悪かったり、認知症の介護のことでも非常にストレスフルだったりして、そういう気持ちが整理できない時、ネガティブな感情に振り回されたりすると、そのことがお子さんにとても影響していくと思います。

「子供はお母さんを幸せにするために生まれてくる」
長野で自然の中で人間性をはぐくむ保育園を経営している友人が言っていた言葉です。

子供はお母さんが幸せでないと、子供自身も幸せになれない、ということは、頭では理解できるけど、実際生活が忙しいと、子供の心まで気づけなかったりしますよね。でも、子供は見ていないようで、言葉の端々や表情からお母さんのことをとてもしっかり見ています。だからお母さんの幸せではないと思うと、本当に子供はとても苦しんでしまうのです。

でも、それって正しいのではないかと思います。自分がそうだったから。私が母の表情や言葉の端々から、母がストレスフルな状態を見ていて、すごく心配だったし、だけどわかってもらえなかったりして、どう伝えればよいかわからなくて苦しかったりしました。

それは受け継がれていくのかもしれないですね。次女が不登校になって、娘から間接的に「ママが不幸なんじゃないの?」と言われたような気がします。次女が不登校になることから、私自身が自己啓発、心理学を学んだりコーチングを学んだり、自分がどう生きたらいいのかを考えるようになりました。そして、自分の捉え方が全てであり、心の持ち様が生き方を変えると思うようになっています。

そうやって自分を振り返り、自分が学ぶことで、「こういう生き方があってもいいんだ」と自分の狭い範囲でしか生きていなかったことに気づいたところから、娘もへそを曲げているだけではなく、自分もどうやって生きて行ったらいいのか考えるようになったようです。次女は自分で選択して、自分で自分の人生に責任を持ち、失敗しても自分の責任という生き方をしたいというようになってきました。

だからと言って、長女は全然違う個性であり、考え方です。どうやって行きたいのか全く分からないのですが、逆に、今ゆっくり学校に行かないで、何をしたいのか考え、自分がゆっくりする時間を持つことを許し、「自分はこれでいいんだ」という新しい考え方が出来るようになればいいと思います。

時代は大きく変化していく

人の成長はやはり時間がかかるものだと思います。体は的確に食事をとることで、成長していきます。でも、心の成長は、その人次第だと思うようになりました。以前の私だったら双子が二人とも学校に行かなかったら自分を責めていたと思います。でも、今は全然違う考え方をすることで、私も子供も行きやすくなっていっていると思います。

三女には「学校に行かない選択」のサインは出ていませんが、常に「学校にいけるから良い、学校にいけないから悪い、という考え方は違うと思う」と伝えています。学校は学校に行きたい子は行ったらいいし、学校に行きたくなければ別の勉強の仕方をすればよいだけだと思っています。それは自分がどうしたいか、で選べるのだということを事あるごとに伝えています。

今の時代はAIが台頭し、職業もどんどんなくなっていくと言われています。「じゃあどうやって生きればいいの?」と思いますが、逆に柔軟な考え方で「好きなことを徹底的に伸ばして仕事にする」という考え方が良いように思います。だって大人も子供も好きなことはしていたいし、好きなことをしたらワクワクするし、続いていきますよね。

私は子供にそんな風に生きることも教えてもらいました。だから、今は私自身が「100歳まで現役でお仕事をしよう!」と思い、そのためには誰かにやとわれるのではなく、自分で仕事を作っていかないといけないと思っています。だから、毎日楽しいし、家で家族が多いことでいろいろなことが起こりますが、それをハンドリングするだけでも、人にはない視点が出来ていくようです。
問題解決.png

自分でも常に学び、考え、家族と問題解決する

日常、ただ何も考えないで生活するのではなく、特に「困ったことがあった時」にどう対処するかを考え、「その状況での最善の結果」が生まれるような対処方法を考える事ってとても思考訓練になっていくと思います。以前は困ったことや問題が起こると「嫌な気持ちになるし、どう対処したらよいかわからないし」ストレスフルでした。

でも今は「この状況をどうやったら良い結果で終わらせられるか」の良い方法を探していきます。時間が無くてそんなに考えられなかったりしますが、自分がすべてやらなくていいのです。

だから、夫に考えてもらったり、自分である程度考えて「こうしてみたら?」と提案するけれど、他の家族がもっと良い提案をしてくれたら「じゃあ、そのやり方だと結果は〇〇だからそっちの方がいいね、そうしよう」みたいな、子供の提案だったとしても、自分が提案したものよりも、結果がよさそうだと感じたら採用します。

そうやっていくと、子供も「自分の意見や提案が採用された」と思うと、真剣に考えてくれるような気がします。だから、大人だけが考えればいいものではなく、最終地点がどうなっていたらいいのか?をみんなで考えて、「じゃあそのためにだれがどのように動くのか?」まで責任感をもった提案の仕方をしていくことで物事は進んでいくし良い結果が生まれると思います。

特に最近、次女は、次女が提案することは次女地震が動かないといけないような提案もしてきます。

「義母の散歩に誰が行くのか?」

というときに次女は「自分が行くと一番良いのでは?」と提案し、たとえ嫌でも、文句を私に漏らしながらも行ってくれます。義母は夫が息子だとわからなくなり、次女がいると安心するようなのです。

日々の生活でそんな考え方をしていると、本当に自分だけでなく、みんながどうしたら一番いいか?を考えながら生活しているように思えるようになりました。長女もそういう中で、「今は自分は自分のことだけを考えていい時」と思っているようで、なるべく私が長女にそうできる環境を作るようにしています。

次女にも「何で私だけ?」と文句を漏らすときには、「今まで3年位かかってやっと今の自分になったんだから、それまではずっと休んできたよね?」ともう当たり前になって、忘れてしまったことなどを少し思い出すようにしてもらってみると、「そうだったな~」と思いだすようで、「今の自分があるのは、学校に行かないでゆっくり考えたりゲームだけをしたりできたから」と思うようです。

私自身の考え方が今でも、「以前と同じ立ったらどうなっていたのだろう?」と考えることがあります。家族全員がストレスフルだったと思いますし、成り立たなかったと思います。だから、お母さんの立場に居る人の考え方で家族のふるまいは変わってくるのかもしれません。

だから、お母さんがんばれ!日本中、世界中のお母さんを応援しています。

もしかして必要?かもしれないあなたへ♪

子供のことが気になるけれど、なかなか理解できない💦
そんな風に思うことありませんか?

大切に育ててきたけど、「あれ、この子が考えていることわからないかも💦」そんな風に焦ることはありませんか?

子供は大人が思う以上によく状況を理解していて、分かっているからこそ一人で苦しんでいることがあります。親も子もお互いを理解する時間も術もないと本当に理解しているようで、お互いがお互いの想いをぶつけるだけの不毛な関係になっていきます。

そういう時、まずはお母さんご自身の想いを何らかの形で吐き出したら良いと思います。なにか、断片的に頭の中にある言葉をメモ帳に書き出すだけでもスッキリすることがあります。日記を書いたことがある人は、日記を書いてみると、客観的に自分を見つめることができて、楽になることがあります。

そして自分で書き出すだけだと、「じゃその先はどうしたらいいの?」が出てこない時があります。だって親だって教えれもらっていないですから、それはお母さんのせいじゃないと思います。

かつての私もそうでした。両親や親せき、学校の先生、会社の上司、同僚から学んだことの中だけで暮らしていました。でもその知識や経験だけではどうしても解決できないことが山のように押し寄せ、自らメンターを探し、学びに行き、心理学、脳科学などを身につけました。

そして、子供や夫、同居の義母に対しても応用していくことにより、本当に自分が楽になり、もちろん問題が一つ解決してもまた問題が起こります。でもその都度その都度諦めず、問題を一緒に解決することで心穏やかに楽しく暮らすことができています。

その経験からお話を聞いて、アドバイスできるのではないかと思い、サービスを始めることにしました。

よかったらこちらからご相談下さい。こちらのサービスは実際に話すことは致しません。文字での情報となりますので、気楽な気持ちでメッセージ頂ければ、と思っています。


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