【第9話】出版後の放置はもったいない!!!

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本の出版でライバルに差をつけるKindle出版自己発見サポーターの天砂美佳です。

今回のお話は、ついついやってしまいがちなお話しです。出版は誰でもできる時代になりました。

Kindle出版は簡単か?


無名の人でも、ノーリスクで在庫を抱えることなく、自分の理念を本にまとめて売ることができるという意味で素晴らしい時代だと思います。

とはいえ、出版が簡単か、というと決して簡単ではないと思います。私自身は7冊出版し、10冊以上の本の出版をサポートしてきました。また、今もいろいろな質問をいただきます。

「一度出版したのだけど、内容を修正しようと思ったらできない。教えてほしい」

「2冊目を出版しようと思っているけれど、内容がまとまらないで止まっている」

一度出版できた著者さんであっても、そんな風に困ってしまい、実際誰に聞いたらいいのかわからなくなって私のところに質問が来たりします。

だから、Kindle出版自体は簡単ではないと言えます。また、AmazonとKindleは連携しているので、Amazonが日々進化しており、その進化に合わせるようにKindleも進化しています。

そうなると、その進化が出版方法に跳ね返り、どんどんルールが増えたり、変わったり、KDPでの手続きのやり方が少しずつ変わっていきます。

そうなると、その変化にも対応しなくてはならなくて、何とか出版してホッとしている人には追い打ちをかけられるような仕打ちとなります。

それが、全くの素人で出版したことがない人にとってはどうでしょうか?
まるで分らないですよね?

ということで、出版自体は簡単ではないですが、自分で理解しようと思えば、ですがKindleでは出版の手続き自体は無料でできます。

ただ、私の周りには、非常に良い文章を書かれるけれど、私のアドバイスでは動けないという方もいらして、例外的に「そこまでおっしゃるならご自分でやってみて下さいね」と資料をお渡しして出版をすすめた多少わがままな著者様もいらっしゃいました。

その方がどうなったかというと、しばらく音信が途絶えていましたが、数か月後「やっぱり自分ではできません、よろしくお願いします。」

ということでその方の原稿を出版まで導いたという経験があります。

出版で燃え尽きる


私の周りでも、文章を書きなれている方、書きなれていない方、色々な方がいらっしゃいます。

文章を書きなれている方は、仕事柄、文章をメールやメッセージとして作ってきた方と言えます。また、文章を書くのが好きだったり、本を読むのが好きな方は、やはり文章を書くのが上手です。

文章を書くのが上手な方はご自分でもよく研究されていますので、さらに上手になりますよね。

そういった文章を書きなれている方であっても、Kindle出版にはハードルがいくつも用意されています💦

Amazonに紐づくKDP(Kindle Direct Publishing)というプラットフォームを使います。このKDPのアカウントの作成は無料です。また、アカウントを作成した後、原稿と表紙を作成し、アップロードをすることで出版となりますが、それも無料です。

こうやって書くとたった4行で簡単な作業に見えますが、文章を書きなれている先ほどの著者様、実は紙の本を以前に出版したものの絶版になってしまったが、彼のファンがいらして、出版をリクエストされたのだそうです。

だから原稿はすでにあるけれど、版権の問題があり、書き直したとのことで、原稿自体は問題なく書かれ、しかもなんというか、引き込まれる文章の書き方で素晴らしかったです。

でも、KDPのアカウント自体の登録がわからない、と止まってしまったのです。これはどういうことかというと、KDPはAmazonの傘下ということで、Kindle本がAmazonで販売し、売れた場合には、最大70%の印税が著者に入ります。そうなるとその収入分の税金をどのように申告するのか、ということを先に申告することが必要になります。

その税制優遇の申請が難しいのですね。この税制優遇を受けておかないと、Amazon本社がある、アメリカの税金がかかり、売上(印税)に税金がかかることになります。そうならないように申告するのです。

「日本在住で仕事も日本でやっているため日本で税金を納めるから、アメリカには税金を納めないよ」ということですね。

それでようやくKDPのアカウントがとれたと思ったら、アカウント審査の後、同じKDPのアカウントを使って、出版手続きをします。

その出版手続きが少々わかりにくいところがあります。書籍タイトルや、著者名、原稿と表紙、価格などを登録していきます。

そうすると、文章を書きなれている著者様であっても、KDPのアカウント作成及び出版手続きはあるし、表紙のデザインも自分でやらないといけないしとなって、出版した後は力尽きてしまう、ということがあります。

でも本当はここで、書籍を出版した直後に販売促進をすることで、Amazonが独自でやってくれる新刊本の宣伝にも乗ることができ、とくに現在はKindle本を出版する方が年々増え、そうなると出版しただけだと目立たないので、数ある書籍に埋もれて、見つけてもらえないということになります。

対策方法とは?


このもったいない状況が起こらないようにするために、私も色々な方のサポートをしてきて、やはり最初から、計画的に「書籍を出す」だけでなく「書籍を販売する」というところまで見て行かないといけないと思っています。

その為には、はっきりしたゴールが必要です。

質問:本を書いて出版する目的は何?
1有名になりたいから?
2本の内容を知ってほしい人がいるから?
3広く多くの人に本を読んでほしいから?
4ファンを増やしたいから?

やり方は少しずつ効率的にするなら違ってきます。

回答
1有名になりたいのであれば、Kindle本だけで有名になるのは難しいです。それよりも、事前にブログやSNSで多くの人と繋がっておいて、名前を売っておいてから書籍を出したほうが良いです。

書籍を出すとなぜ良いかというと、人にシェアしやすいからです。無料のキャンペーンの設定もできるので、無料だと人に紹介しやすいので、無料の本は紹介しやすいです。だからこそ人づてに本を通じて紹介してもらいやすくなります。

2本の内容を知ってほしい人がいるなら、本を出すときに、「なぜその本を書いたのか?」「どんな内容なのか?」「誰に呼んでほしいのか?」などをまとめたLP(Landeing Page)と呼ばれる、上から下に流れるように本の内容を伝え、ページを訪れた人に行動してもらうページを作り、ダウンロードしてもらえるように順を追って説明するLPを作っておくと読まれやすいです。

無料のキャンペーンをしても、読んでほしい読者にたどり着くというより、「知り合いだから」というつながりで伝わっていくことが多いものです。知り合いを通じて知ってもらうにせよ、「読んでほしい人」を明確にすることで読まれやすくなることは間違いないです。

3広く多くの人に呼んでもらう、というのが目的なら、とにかく宣伝することです。SNSだけでなく、資金力がある程度あるのであれば、広告を打つこともできます。ここは資金もかかるということが注意ですが、一番効果があるやり方ではあります。

ちなみにお金がない場合でもSNSで多くの人と繋がり、こまめに交流をすることで信頼関係を築いておくとその人を通じてお金をかけた広告よりシェアされたりリツイートされることでSNSの中でどんどん広まることがあります。

4ファンを増やしたい場合、これは書籍を書くより前に、信頼関係はSNSで作っておくことが必要です。信頼関係を作っておいたところに書籍を出版して、そのファンをさらにコアなファンにし、コアなファンからまた別の人にファンになってもらうような形でシェアしてもらったり、紹介してもらったりという努力は必要です。

簡単に、Kindle本を出版するだけでもいろいろな目的があり、それに効果的な方法はいくつも出てきます。そういったことについても、対応できるよう、サービスを出品することにしました。



(1)今さら聞けない!ということなく、何でも聞いてください。文字のやり取りだけで私から質問の答えをPDFにまとめてお送りします。質問は1回5個まで受け付けます。



(2)個人事業をされているコーチ、カウンセラー、先生向けに自己発見のためのKindle出版のやり方をお伝えします。ビデオチャットで60分となります。
60分ですので、ご自分で相談したい内容をしっかり考えてきてくださいね。


(3)Kindle出版の具体的な方法をお伝えします。資料をお渡しし、ご自分で出版までこぎつけていただきますが、途中途中質問を5つまで受け付けさせていただきます。




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