僕はよく思い込みや前提条件を見つけるために、自分と向き合うのが大切だと書いてます。
思い込みなどを見つけるには、他者との関わりが1番わかりやすいものです。
例えばあなたが、職場でいろいろな仕事を任されているかもしれません。
それは、もしかしたらあなたが優秀だから、どんどん仕事が任されていくという現象が起きているのかもしれません。他にも人はいるのに・・・
そこであなたは、「私は責任者じゃないし、そこまで給料ももらっていない!だから、全部、私にやらせないでほしい!」とずっと考えて、イライラしストレスが溜まっててくる。
誰かに自分の仕事を任せたいが、誰もその仕事ができる人がいないし、誰も手を挙げてくれない。
だから、自分でやるしかないという状況になり、どんどん忙しくなって、自分をどんどん苦しめる状況が現れる。何の為に頑張っているのかわからない・・・
その時あなたの中ではいったい何が起きているのか。
考えてみたことはありますか ?考えるというより、何が起こっているか知ろうとしていますか?
その時起こる「感情・感覚」が
「行動」になって
その「行動」から「現象」に現れて
「現象」をみて「思考」する
その「思考」から「感情・感覚」が起こる
これを繰り返してはいませんか?
人の数だけパターンがあるので、以前の僕のことを書いてみます。
最初に仕事を頼まれる。
僕は自分に無価値感を感じていたので、自責、不甲斐なさ(無意識で起こる感情・感覚)
周りの人達に、自分には価値があることを認めさせたい(他人より多くの仕事をこなすなどの行動)
そつなく仕事をこなし、結果仕事がたくさん舞い込んでくる(他人より多く仕事をしているように見える現象)
他に仕事出来るやつはいないのか?暇そうな人間を見つけてはもっと仕事しろよと思う。(他責の思考)
こうして、僕の中の「自責の念」や「無価値観」が、一生懸命、価値があると承認を求めるから、その現象を創り上げている。
「私は誰より、仕事が出来て、凄いんだ。どうかみんな、僕の存在価値を認めて」と。
もし、あなたが、今望まない現象を創りたくないのなら、自分の「感情・感覚」を知ることが必要だと考えます。
自分が何を求めているか、何で自分の心を埋めようとしているか。
自分の心は自分で理解する必要があります。
多くの場合は、過去の経験から生まれる「思い込み」や「前提」ですが、今のあなたには必要ないことが多いです。
特に外側(他責)を普段からしていると「自己否定している自分」に気づけないです。 そこに気づくと、「現象」が気にならなくなってきます。
「現象」が気にならなくなると「思考」が変わってきます。
「思考」が変わると「感情・感覚」が変化し
「行動」が変わります。
その「行動」から「現象」に現れて・・・
少しずつでも進みたいと思うなら、自分に問いかけてみてください。