埼玉の理科社会について

告知
コラム
標題のとおり、埼玉県の公立高校入試における理科社会の対策問題を作成しました。
その告知もかねて、少しだけ埼玉の理科社会の特徴についてまとめておきます。

埼玉県の理科は例年大問が5つで、次のように構成されています。
 第1問 独立小問集合
 第2問 地学
 第3問 生物
 第4問 化学
 第5問 物理
 今回提供する対策問題では、ある程度出題される単元を予想して作成しています。というのも、埼玉の理科における大問は『前年度に出題されたものは出にくい』という傾向があるので、予想が立てやすいのです。

 その傾向に基づいて問題をセレクトしているので、より正確に言えば、「〇〇が出そう」なのではなく「●●は出なさそう」という感じで、優先順位をつけた形になります(例えば、地学分野は2020年では『天気』が出題されたので、『地震・地層・火山』が最有力、という感じ)。

 ただ、第2問以降で出題されなかった分野に関しては、第1問の小問集合で出題される可能性が高いので、まるっきり捨てていいわけではありません。
ですので、小問集合で全範囲をおさらいしつつ、大問では出題される可能性が高い分野を集めて問題を作成しています。
 毎年傾向を分析して作成しているもので、大問の予想はだいたい4分の3くらいは当たっていました(分野が当たるというだけで、細かな内容は予想しきれませんが……)。

 続いて社会についてです。埼玉の社会は、例年大問が6つで、以下のような構成です。中身は5,6年周期で似たような問題が出題される傾向があります。
 第1問 世界地理
 第2問 日本地理
 第3問 歴史(ペリーが来るまで)
 第4問 歴史(ペリーが来たあと)
 第5問 公民
 第6問 3分野総合
 理科に比べて分野が細かく分かれているので、これが出る、と言い切ることはなかなか難しいですが、理科と同様に『最近出題されたものは出にくい』という傾向はあるので、何年もさかのぼって最近取り上げられていない知識事項を集めた問題集となっています。
 また、雨温図や地形図、文化史などは毎年必ず1題ずつ出題されますので、それも入れてありますが、地形図の問題はどうしてもスペースを取るので今回は割愛しています。
 これも毎年更新していますが、だいたい30~40点分くらいは的中していると思います。まぁ、量が多いので数打って当たっているだけですが、直前最終チェックという位置付けてはちょうどいいくらいの分量と内容になっているとは思っています。
 というわけで、数学の対策問題に引き続き、理科社会のツールも用意しました。受験直前期に何をすればいいのかわからないということはないと思いますが、“最後の詰め”あるいは“使えるものはなんでも使う”という位置付けでご利用いただければと思います。

 詳しくはサービスページをご覧ください。
 最後に念のための注釈ですが、あくまでも個人的な予想ですので、作成した問題集の中から本当に出題される保証はありません。
 その点をご理解いただけるようでしたら、少しでもお力になれればと思っていますので、どうぞよろしくお願いします。

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