埼玉の学習塾で勤務していた経験を活かし、北辰テストの対策教材を作成し、販売しております。
埼玉県で高校受験を検討している中学生にとって、北辰テストは非常に重要なものになります。
このテストでどれくらいの偏差値が取れるかによって私立高校の合否が大きく左右しますし、私立入試の結果次第で公立高校の受験校を決める人もいるでしょう(詳しくは別記事「北辰テストについて」をご覧ください)。
多くの学校は7月(中3第3回)以降の成績を重要視しますが、それならばその前の6月(第2回)は練習試合的な位置づけとして非常に重要になります。
学校によっては4月や6月の分も見てくれますし、少しでも早いうちから対策を始めるようにしておけば、その先にも必ず生かされると思っています。
中2までは「定期テスト対策はどんなことをしたらいいですか」という質問が多いですが、中3になると途端に「北辰対策って何をしたらいいですか」という質問が増えてきます。
特に理科社会で対策に悩む人が多く、今回はそれについての話になります。
まず、「理科社会は暗記科目である」という認識は捨てましょう。
もちろん、「知っているかどうか」で得点できるかが決まる問題はたくさんあります。ですが、一問一答の類や教科書で太字になっている語句を暗記すれば確実にいい点が取れるかというと、残念ながらそうでもありません。
というのも、北辰テストや実際の入試問題では「資料や図、グラフをもとに考える問題」が多く出題されるからです。
社会で言えば、世界地図と貿易の資料、雨温図のグラフなどはほぼ毎回のように提示されて、そこから読み取れることや関連する知識事項を問われます。
ここで与えられる地図や資料を覚える必要はまったくなくて、数多くこなしていくうちに自然と慣れていくものです。
正解するために必要な知識はあまり多くなく、解説することは毎回同じようなことばかりになります。
それなら学校の授業を真面目に受けていれば対策しなくてもいいのでは、という気もしますが、地理は中学1年生で扱いますのでどうしても抜けがちですし、学校のテストや問題集のように単元(範囲)が指定されて出題されるわけではないので、普通の中学生は模試と学校のテストのギャップに戸惑うものです。
理科も同様で、小問集合であっても大問でも、実験の様子やグラフ、植物や動物の図をもとに出題されるので、やはり一問一答とは異なります。
問題とその答えだけを見れば「知っているかどうか」の知識問題のように感じますが、学校のテストと模試の違いはとにかく「何の話をしているのかがわかりにくい」ことであって、慣れないうちは出題範囲の広さに圧倒されることになるでしょう。
それでも、多くの生徒はちょっと解説をするだけで理解するというか、わかった気になります。
「それのことだったのか」「言われればわかる」みたいな反応は多く、ともすればそれで復習したつもりになりがちですが、試験になるとなかなかうまくいかないケースが多いです。
これらはとにかく「慣れていない」からであって、知識ではなく経験値が不足しているというのが現実だと思います。
なので、最初の「北辰テストの対策は何をすればいいのか」という質問に答えるとすると、とにかく実践的な問題を数多くこなすことだと思います。
出題範囲は「中1・中2のすべて」みたいな感じで、あってないようなものですし、教科書を隅々まで目を通したって実際に出題されるのはほんの少しですし、そもそも教科書をすべて覚えることは現実的ではありません。
そこで、こちらでは北辰テストや入試問題に近い実践問題で構成された対策問題を用意することにしました。
学校のテストとはひと味もふた味も違う問題を数多くこなして、経験値を積んでもらえればと思います。
問題の厳選だけではなく、解説にも力を入れています。
問題文に直接書き込む形で提示していますので、地図や資料の活用の仕方も練習できるようになっています。
「これをやっておけば絶対に大丈夫」ということではありませんが、何度も繰り返し取り組むことで知らず知らずに得点力がつくとは思っていますので、ぜひ多くの人に利用してもらいたいと思っています。
具体的な内容としましては、1学期は「地理の総合問題」「歴史の総合問題」「理科の小問集合」の3つの教材をセットでお届けするようにしています。
これらは1年を通して必要な対策になりますので、一度とは言わず何度も解いてもらいたいと思っています。
2学期は「各月の試験範囲に合わせた実践問題」を用意していますので、時期に合わせた対策教材を用意しています(100点満点の試験ではないので、解答用紙や時間制限などはありませんが)。
詳しい説明は商品ページに載せていますし、教材の見た目の印象も画像で少しだけ見えるようになっていますので、ぜひ一度ご覧いただければと思います。
効率的な学習と成績向上に少しでも役立てられればと思っていますので、よろしければご活用ください。