コーチング&ヒューニングの事例(就活中の学生へのアドバイス)

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ビジネス・マーケティング
「どんな仕事をしたい?」「どうなりたい?」との問いに困った様子。

「特にやりたいこともないけれど今のまま楽しく暮らしていきたい。でも就活はしなくてはならない。今のアルバイトが楽しいからそのまま就職したい。他の会社の話を聞く気にはならないけど周りからはもっと活動すべきだと言われている。」と言うのです。そこで友達が就活を頑張っているので同じように就活アプリに登録はしたそうです。

学「でも就活アプリを見てもやる気になれません。」
ロ「あなたは勉強するとき黙って教科書を読んでノートを取るタイプではなくて、歩きながら覚えたりしてない?」
学「そうです。」
ロ「だよね。あなたの強みは動いて感じるところから始まる。だからアプリを見てるんじゃなくて合同企業説明会とか会社見学に実際に行って感じてみるといいよ。」

だいぶ省略していますが、彼は就活の情報収集のやり方を間違えていると私には思えました。これは就活アプリがダメだということではありません。最近は就活もオンラインで済むことが増えていますが、それでは理解が深まらない人もいます。

彼は体を使って感じるタイプ。これは会話を始めてすぐにわかっていたことですが、そこから想像するとオンラインでの情報収集は彼には合っていない可能性が考えられました。目で画面を見ているだけでは実感を得にくいのです。分からないから気持ちが盛り上がらないというスパイラルが生じているのかもしれない。そんなことを彼に伝えました。

私からの彼への宿題は、長所を活かす方法で情報収集をすること。それは説明会にリアルに足を運んで人や雰囲気を体で感じて実感を高めてみること。来月には彼が変化を感じられることを期待しています。


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