【投資・業界分析】自動運転の未来!!

記事
マネー・副業

車業界の変革期!?

車業界は100年に一度の変革期にある。そのキーワードは「CASE」(コネクティッド・自動運転・シェアリング・電動化の頭文字をとった言葉)
電動化は、電気自動車(EV)の普及が焦点となる。EVは自動車黎明期から存在するものの、本格的な普及には至らなかった。だが、環境対応のためにガソリン車への規制が強化され、各社が対応に追われている。特に環境対応に関しては日本は政府の方針が世界基準とずれており、遅れている部分が多い。
字度運転では、2019年4月に世界に先駆けて日本で規制が緩和され、レベル3の自動運転車の販売が認められた。
K10013052111_2105261243_2105261319_01_03.jpg

レベル3では、緊急時などは人の介入が必要だが、自動運転中は携帯電話の操作など別の作業が認められる。技術的には熾烈な開発競争が続き、トヨタ自動車は他社との株式持ち合いや新設のモネ・テクノロジーズを通じて「仲間づくり」を進めている。
一方、テスラ製の運転支援システム搭載車両でシステム使用中の事故が起きるなど、課題も浮き彫りとなっている。例えば、人の介入を必要とするレベル3までだと、システムに運転を任せることで注意がおろそかになり、事故を誘発する場合がある。スウェーデンのボルボなどは、レベル3はむしろ危険だと安全性への懸念を指摘。レベル4からの実現を目指す方針を早くから打ち出した。

自動運転の10年後は??

先ほどもお伝えしたが、2019年に日本は規制が緩和され、レベル3の自動運転車の販売が認められた。しかし、レベル3の自動運転車登場後もしばらくはレベル2以下の運転支援機能搭載車が販売の主流になる。自動運転車は個人所有の車両よりも、サービス車両で普及が進むとみられる。
キャプチャ.PNG

業界規模は??

世界で212万台となっている。(電気自動車の販売台数、IHSMarkit) 
今後の短中期で見ると、マイルドハイブリッドが主流となり、長期ではEVが主軸になると思われる。
rk_170627_ev01.jpg


代表企業は?

車製造メーカーは基本的に該当するため、代表的な自動運転やEV関連企業を列挙します。

9984 ソフトバンクグループ
当該企業はライドシェアのみならず、自動運転など自動車ビジネスへ続々投資している。
例えば、ライドシェア最大手のウーバー・テクノロジーズに12%出資している。
また、自動運転開発子会社でGMの子会社であるクルーズに投資したり、データの活用により、交通サービスプラットフォームを構築するモネ・テクノロジーズに35%投資していたりする。

6902 デンソー
日経唯一の総合システムサプライヤー。電動化部品に強みがある。自動運転ソフト開発に向け、アイシン精機などトヨタ系部品4社で合弁会社を設立しており、トヨタとの絡みが強い。(トヨタが24%出資)

2432 ディー・エヌ・エー
ルノー・日産・三菱のアライアンスによってできた連合により、日産EV「リーフ」「アリア」をグローバル展開しており、これらの連合と無人運転車両を利用した交通サービスで提携している。


サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す