あれこれ悩む前にTTPをやってみるべし!

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ビジネス・マーケティング

TTP=徹底的にパクる

よく使われる言葉なのでご存知だろう。
これはホリエモンさんもよく使うワードで、
あらゆる場面で役に立つものなので触れていきたい。

「パクる」というと表現が悪いかもしれないが、
良いと思うものを真似ることは
全く悪いことではないし、

ビジネスの現場では
良い技術やノウハウは
どんどん真似されている。

法的、道徳的な部分を守っていれば
悪いことなど一つもないのだ。

ライドシェアのビジネスモデルで
大きく認知されたUberも、
東南アジアで真似され、
Grabというサービスが独占している。

他にも、タピオカが流行れば
こぞってタピオカ専門店や
関係ない店でもタピオカを出す店舗が現れるし、
世の中は「パクり」だらけなのだ。

守・破・離という言葉があるが、
守:最初は基本の型を習得し、
破:そこから自分流にアレンジしていき、
離:独自のものを作り出す。

この流れを作るためには
まず「守」=「パクる」の部分から
ものごとを始めた方がいいということだ。

しかし、その代わり
自社は自社で技術やノウハウを真似されないよう、
秘密保持したり、真似できないような仕組みにしたり、
工夫しなければうまみが無くなってしまう。


まあ、そうは言っても
社員の同業界への転職などで
完全にパクりをなくすことはできないので、

知識ベースで真似ができても、
実装する時に大きな差別化ができるように
努力しておく必要はあるだろう。

例えば規模の経済を使って
一度に大きく仕入れをして仕入れ単価を下げ、
販売価格を他の企業が真似できないくらいに落とすなどだ。



この辺りは以前お伝えしたフレームワーク、
5フォースに繋がってくるため、
そちらをご確認頂けたらと思う。

TTPだけで終わってはいけない。


TTPは重要なことではあるが、
パクることだけにフォーカスしてしまうと
表面的にしか理解できていない場合がある。

あ、あのビジネスモデル良さそうだ!

と思って真似したとしよう。

しかし、表面的な仕組みは真似できたものの、
収益構造や内部のオペレーションが全く真似できず
利益が出ない・・・

なんてことになりかねない。

そして注意が必要なのが、
認知度が高く、一見成功しているように
見えるビジネスでも、全く利益が出ていないこともあるので
(例えばUberなど)きちんと調査をしてからパクろう。


始める時はリーンスタートアップで
小さく始めてみるのがいい。

そこでどういう仕組みになっているのか、
リアルなイメージで分かるだろう。

そして先ほど
守破離についてお伝えしたが、
パクった後にそのビジネスモデルを深く理解し、
自身で応用をさせられなければ意味がない。

そこまでして初めてTTPの意味がある。

ぜひ試してほしい。




以上、ここまでお読みいただきありがとうございます。

何か不明な点、意見などあれば
コメント頂けたらと思う。









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