▷Amazon広告「掲載枠ごとの入札額調整って?」

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ご覧いただきありがとうございます!

Amazonビジネスの「分かりづらい!!」を解消することに特化した記事を提供しているスペシアと申します。

以下の利益改善にフォーカスしたAmazonの広告運用ツールを開発している会社になります。



それでは本日の記事の話に移ります。



本日は、キャンペーンマネージャー(広告管理画面)の左のメニューにある【掲載枠】のボタンから【掲載枠による入札額調整】の機能について説明いたします。

掲載枠.png

こちらの「掲載枠ごとの入札額調整」を設定していますか?

Amazonさんが日本語訳を相変わらずミスっていて、赤枠内に記載のある「掲載枠による入札額調整」というより、言い換えると「掲載枠ごとの入札額のウェイト調整」を行うページになります。

動的な入札(アップとダウン)という設定手段がありますが、これは売上高拡大を重視する入札戦略です。

一方でこの掲載枠ごとの入札額の調整は、同様のACOSの全ての掲載枠からコンバージョンの最大化するよう広告を動かしてくれる入札戦略です。

つまり、スポンサー広告は大きく分けると以下の3つの箇所に表示されますが、それぞれの掲載枠ごとに入札額のウェイトを変更できる機能になります。


1 検索結果ページの上部
2 その他の検索結果 (検索結果の中央または下部)
3 商品ページ内


ここで分かりづらいのが、「10%入力したらどの数字から10%? 1.1倍は110%と入力すれば良いの??」 と混乱される方が多いはずです。


例えば100円の固定入札額をベースに説明しますと、 1の検索結果ページの上部に50%、3の商品ページ内に25%と設定すると、以下の入札額になります。

検索結果ページの上部→150円
商品ページ→125円

つまり、入力するパーセントは「入札額の増加率」になります。

この掲載枠ごとの調整はこの画面でそれぞれの枠ごとのパフォーマンスが右に表示されているのでこれを元に広告掲載枠ごとの入札額の増加率を調整してください。


これはどういうときに機能させるのがおすすめかというと、競合がガンガン入札していて、入札単価が上がっている商品カテゴリーにおいて、検索結果ページの上部は平均クリック単価が高くなりがちです。


しかし、この掲載枠ごとの平均クリック単価を確認すると、以下の画像のように意外とクリック単価が低いので、競合が強い、または後先考えずに入札単価を上げるセラーの場合には、ガチンコ勝負せずに、この商品ページの掲載枠の入札額比率を上げて、この比較的ブルーオーシャンで勝負するという戦略も取れるということです。


前提としては、他社商品を閲覧しているお客様がそのページ下部に表示される自社商品をクリックしてくれるような施策を取っておくことが重要です。


この施策を知りたいという方は「広告PDCAサポートツール/スペシア」のリンク先からご確認ください。


広告運用って何をしたら良いか分からないという人におすすめのツールです。
以上、「掲載枠ごとの入札額調整」をぜひ活用してみてください。

本日は以上です。

それでは本日も閲覧有難うございました

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