「末期癌が見つかりましたので、貴方の余命は半年です。」
と言われたら、貴方はどうしますか?
自分が本当にしたい事をしようと思いますか?
もう何をしてもダメだからと投げやりになりますか?
それとも、愛する人との時間を楽しみますか?
いつかは消える
「どんな人間でも、いつかは本当に死ぬ。」
「死からは絶対に逃れられない。」
「どんな金持ちでも、一般人でも、天才でも、凡人でも、有名人でも、いつか死ぬ。」
よく言われる言葉ですが、イマイチ実感として湧かないという方が大半なのではないでしょうか?
それはどうしてだと思いますか?
行動経済学の観点からお話すると、人間は今現在の事は具体的に想像できるが、未来の事は抽象的にしか想像できないし、現在には感情移入するのです。
ダイエットしようと思っても、痩せた未来の自分より目の前のお菓子を優先するのはこれが原因です。
だから、未来の自分、つまり、老後や自分の死を感じられないのです。
でも、老後はともかく、死は本当は身近にあるのですがね。。
1秒後に死ぬかも知れませんよ。
人生はあっという間
「人生なんてあっという間だなあ。」
「俺もいつか死ぬんだなあ。」
「きっといつの間にか老後を迎えるのだなあ。」
「幸せに生きたいなあ。」
本当にあっという間に人生は過ぎます。
今、二十歳そこそこで人生遊んでいるそこのアナタ、あっという間に二十代は終わりますぞ。
まだまだ若い、いえいえ、すぐに若くなくなります。
20歳までの人生をもう一度送ったら40歳、つまり、初老。
初老までの人生をもう一度送ったら80歳。
10年なんて瞬きのように過ぎ去ります。
宇宙や地球の寿命に比べたら、人間の一生自体が一瞬の瞬きみたいなものでしょう。
荘子の言葉
昔、中国古典がブームになった時があり、私もよく読んでました。
その中の一つ、荘子の言葉を思い出しました。
「人生とはたとえて言えば、玄関の扉の細い隙間から、白馬が全力失踪で通り抜けるのを見る間ほどの、短いあっという間の時間である。」
また、人生とかこの世はつかの間で、あの世こそが故郷であるとも書かれていたと記憶しています。
まさか読んでから10年以上もたって荘子の言葉を実感するとは、私は思いませんでした。
そして、読んでおいて良かったです。
考えてみたら、荘子に限ったことではありません。
歴史上の偉人に限って、「人生はあっという間。」と似たようなことを語っていると感じます。
幸せな人生
でも、私は思います。
だからこそ、幸せな人生を送ろうと。
「ああ、人生はあっという間に終わるなあ。」
「過去を悔んだり、未来を不安に思っていたりしたら、それだけで人生終わるなあ。」
しかも、いつ終わるか分かったものではありません。
悲しいかな、終わる時は本人の意思に関わらず強制終了するのです。
本当に悲しいです。
カウンセリングや座禅、マインドフルネスで学んだ「意識を過去や未来ではなく、今、現在、目の前の現実に持ってくる。」
幸せに生きたいと思うと同時に思い出しました。
過去から学んだり、未来を予測することは大切です。
ですが、過去をずっと悔んだり、未来をずっと不安に思ってると、意識を過去と未来に囚われてしまいます。
そうなると、過去を悔んだり、未来を不安に思うだけで人生は終わります。
そんな後悔と不安に囚われた人生が幸せでしょうか。
人生があっという間だからこそ、今、目の前の現実を精一杯生きるのが大切なのだと思います。
そして、自分が悔いの無いように生きる。
誰のためでもない。
自分の人生を、自分のために、自分の意志で、自分が幸せになり生きる。
本当にしみじみと思うようになりました。
私たちにとって、人間関係が上手くいくかは幸せになる為の必須項目です。
常に自身の言動や行動を振り返り改善に励めば、コミュニケーションは必ず上達します。
その為には悩みを吐き出し、自分をまず冷静に見つめなければなりません。
そんな機会を設けましたので、お試し版(500円)からでも如何でしょうか?